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正岡

おたくな奥様快楽通信

新・水滸伝

2023年08月18日
歌舞伎・演劇・ライブ 0
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三代猿之助四十八撰の内
新・水滸伝
中村隼人宙乗り相勤め申し候

2023年8月11日/歌舞伎座
八月納涼歌舞伎(第三部)

2308181.jpeg (←隼人似)
一行感想。ありがとう、中村隼人。このまま大スターになってね。絶対。

 「新水滸伝」四代目でやると聞いて、絶対行くと決めていた8月の歌舞伎座。それが明治座に引き続き中村隼人奮闘公演で、これはもう、私もがんばって一等席買って(〃▽〃)隼人の応援に馳せ参じました。
 隼人、かっこいいな。
 隼人が好きでも嫌いでもこの人誰?でも、これはカッコイイしか言えない。静止画像よりも舞台でセリフ言ってる方が数段かっこいいし、バトルなななんかで動くとさらに大きく見える。←ここ重要。この水滸伝の役は、酔ったり沈んだり戦ったり飛んだり、見どころいっぱいで、派手目な衣装もよく似合っててよかったなあ。
 私が中村隼人を初めて見たのは、TVドラマで顔見せ的ちょい役で、松竹イチオシ期待の若手!というふれこみだった。浅草で見てるかもしれないけど覚えてない。舞台でちゃんと見たのは「ワンピース歌舞伎」で、そのとき初めて声を聞いた。……それからあっという間だった気がする。こんなに立派になって、大きなお役を。今にして思えば、疫病で中止になってしまったヤマトタケルも、隼人様で見ておきたかったな。
 そして!市川團子。あれっ?こんなだっけ? 力強い声とセリフに、なんか心打たれたわ。明治座で見たのは、つい2ヶ月前だっけ。若いのにこんな声が出るのかと。次はどんなお役で見れるかな。


 さて「水滸伝」。私は横山光輝のマンガで読んだことがあるから設定と結末は知ってるけど、お話はまったく覚えてない。だからまっさらな気持ちで見る初めての演目。
 お話。梁山泊に集う訳あり無頼漢ども。そしてそれを快く思わない勢力。何が正しいのか、どう生きたいのか、どこへ行くのか。ふたつの勢力の間で揺れ動くそれそれの心…
 だいたいこんなお話。牢獄から生還する林チュウが物語の起点だが、主な登場人物それぞれの事情や心情が細かく語られ、それぞれに見せ場があるのね。ロマンス、笑い、屈折、怨恨、バトル、いろいろててんこもりで目が追いつかない。そういう意味で楽しい舞台だった。
 ところで、この作品て、三代目がリタイアした後に製作されたものだった。当時の主演は現右團次で、私は過去の上演は見てない。猿之助不在、でも俺達の梁山泊をみんなで守っていこうぜ的な、そういう心意気みたいなものが反映されていたんだろうと思うのね。それが再演でもやっぱり猿之助不在なんて。俺達の戦いはこれからだ。私はそんな感想です。

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↑今日のお席。隼人が飛ぶとこ見るの〜。
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↑お弁当。2500円。おかずは中華、いい食材を使ってて、おいしかった。でも分量は小食の人は厳しいかな。私は大食らいには自信があるので余裕でしたが。


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正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
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