バードスクランブル
正岡

おたくな奥様快楽通信

児雷也豪傑譚話

2022年06月28日
歌舞伎・演劇・ライブ 0
※2004年、2005年の宣伝ビジュアルなので、劇場に問い合わせとかしないでね(^_^;)

2206290apr2004.jpg 2206291apr2004.jpg
↑御園座
↓新橋演舞場
2206292chirashi_l.jpg

児雷也豪傑譚話(じらいやごけつものがたり)
2004年御園座/2005年新橋演舞場

 昔のMacのデータを探したら出てきたので、お披露目がてら回想とか感想を。
 これが、宣伝用ビジュアル見て一目ぼれして、がまんできずに御園座まで行ったやつ。翌年、新橋でも上演があり、また見に行ったわ。今でもネットに予告動画は残ってるかも。
 見たいでしょ?見たいよね。
 CSで放送したの見た覚えがあるので、映像は松竹が持っているはず。放送あったら絶対見て!

1行感想。剣と魔法の歌舞伎絵巻。超素敵(z◐▽◐z)

 「児雷也」って大昔の映画にあったような…程度が私の認識。ガマガエルの妖術使い?忍者?というのは一応知ってた。wikiによると江戸時代の読本が原典で、歌舞伎や講談などで今日まで読みつがれてきたヒーローもの? どんなお話かな〜(〃▽〃)
 菊之助は、私は特にどこが好きというほどでもなく、芸者の衣装とか女形だと藤純子似(^_^;)とか思ったりしていた。児雷也に扮した宣伝チラシの写真見たとき、不覚にも「かっこいい(〃▽〃)」と思ってしまった。この頃、菊之助の立役ってあまり見たことなかったと思う。
 いや〜動いてる児雷也も、とにかくかっこよかった。ほんとに歌舞伎の錦絵みたいで。

 2004年の公演なので、菊之助27。松緑亀治郎29。
 お衣装も豪華で、児雷也綱手大蛇丸3人とも、とっかえひっかえ。華やかできらびやかで、本当に見てるだけで楽しかった。

 さて、お話は、大蛇丸のお家乗っ取りから始まる悪の野望。そのために滅亡したお家の遺児が雷丸と綱手。二人は仙人のもとで妖術を会得し、大蛇丸と対決する決意を……
 意外に古典歌舞伎の体裁なのは、元になっている「児雷也」を踏襲しているからなんだろうな。
 曲は新曲なのかな。最後のバトルのところの、大太鼓がんがん鳴らしたテンポの速い曲は、印象的だしかっこよかった。

 印象に残った児雷也菊之助。千両箱抱えて六法で引っ込むところ。菊之助の六法て初めて見たかも。
 亀治郎綱手は、とってもキュート。体のラインが出るきゅっとしたお着物の、裾をささったとさばく、湯治場の場面。私はこの頃は亀治郎はそこまで好きというほどでもなかったはずだが、ここはすごく印象に残ってる。
 松緑大蛇丸は、御殿で児雷也と対決するところ。国崩しなやつ。
 一本のストーリーの中で、いろんな姿で現れて、場面ごとに異なる状況のお衣装で、すごく欲張った場面構成だったと思う。役者ファンにはたまりませんな(*´﹃`*)

 それで結局、児雷也って忍者?妖術使い?泥棒? ガマガエル妖術のメリットは?(^_^;)そんなに強いの?
 ……まあ細かいことはいいか。舞台写真もっといっぱい買っておけば良かったな。と今ごろ思ってる。
 

気に入ったらシェア!

正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
■リンク、コメント、トラバ、ご自由にどうぞ。相互リンク歓迎。拍手コメントは全非公開&レス無し。お返事して差し支えない内容はコメント欄へ
■ツイッターへのフォローやメッセージなどもご自由に。http://twitter.com/MasaokaYaoi

コメント0件

コメントはまだありません