蒼井翔太ライブのタイトルを見る会
お開きのはずが、ちょっと急に思いついちゃって(^_^;)
今年のライブタイトル「coRe」の感想文で、タイトルの意味はあまりどうでもいい(・_・)みたいな私見を、先頃書いてしまったけど、いやいやいや。公演側としてはタイトルというものは考えに考えてつけるもののはずだから、それを軽んじて考えていいというわけではない。
考えてわからないものは無理に踏み込む必要はないけれど、タイトルが何だったかは把握しておくべき。題名と表紙も見ないでページめくってお話を読むって、不作法というものだからだ。
というわけで、今回は過去のライブタイトルを振り返る。
それと、毎年恒例のFCイベントにもタイトルが付いているので、これも見てみよう。
*蒼井翔太LIVEタイトル一覧*
公式ビジュアルイメージ/タイトル/開催年(備考)
この一覧からわかること
・ブロッコリ時代は、1st 2ndと「助数詞+CDタイトル」という表記。
・CDのタイトルを使っているのは「Virginal」「UNLIMITED」「Ø」の3回だけ。
・タイトルは基本的に英字。
そして私が勝手に想像すること
アルバムCD作って、そのタイトルを掲げてライブを開催する、というのが通常の音楽活動の形と思う。私は長年デヴィッドボウイのファンで、日本公演を2回だけ行ったことがるが、ツアータイトルは「シリアスムーンライト」「リアリティ」だった。リアリティはアルバム名で、シリアスムーンライトは「レッツダンス」歌詞の一部。ライブツアーはアルバムの販促であり、買った人へのファンサービスでもあるわけだ。
そして、蒼井翔太ライブの1st、2ndも、ライブの直前に発売されたCDのタイトルである。売り物であるCDの発売時期とライブ開催をきっちり合わせてきている。同じように2018年「Ø」もアルバムCDに合わせたツアー開催だった。
では、ほかのライブのタイトルは?
他のライブタイトルは、CDとは別のコンセプトやテーマで付けられてるのだと思う。
武道館の時は、キングレコードに移ったばかりで、まだCDは発売されてない。
代々木の時は、直前に発売されたCDは「flower」だが、ライブのタイトルは「prism」だ。
武蔵野の森の時は、「TONE」はライブでお披露目はしたが、発売はしばらく後だった。つまり、アニメ主題歌の発売時期は放送に準じるもので、ライブやツアーに合わせているわけではないのだ。
タイトルの意味を想像してみる
「ワンダーラボ」と名付けられたのは2016年武道館からだ。理由付けは確か蒼井翔太自身が述べているが、そのラボのイメージは恐らく公演で使用されたムービーで表現されているものだと思う。謎の施設の謎の装置の中で起動した?蒼井翔太。最初黒い衣装を着ているのは、映像とリンクしているからだ。「僕たちのsign」signはなんと訳セばいいのかな。
「prism」てて何?やっぱりプリズムのきらめき?(慣用句)
そして「Ø」の次は「I」だが、これはイチという意味でもあるかと思う。「Ø」の時、ゼロからイチを生み出すという意味のことを言っていた。常識的にいって、0の次は1だ。
その翌年は「ディメンション」。私は、Øを起点に考えると、これは2という意味だろうと思った。Dの字を見て。
その翌年「は「うたいびと」。無観客でいつものワンラボでないので、この時だけ日本語のひらがら表記だ。このライブだけ、変則的な何か特別開催だったのが伺われる。平仮名表記は、文字そのものイは意味がないが、書体から受ける印象がある、特に毛筆の場合。多分日本人は読んでないと思う、見ただけで意味が浮かぶ。
そして2022年「coRe」。これは私は読めなかった。なぜRだけ大文字なのか。でもロゴを見るに、4という解釈でいいのかな?
つづく。次回はFCイベントのタイトルを振り返る。
(追記)タイトルが英字なわけ。たぶん、複合的な意味を含ませるためかと思う。日本語だと漢字ひらがなカタカナの語感が、フォントからもわりとはっきり出てしまう。prismとプリズムは違う。みたいなことだと思う。