舞台「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~」に行ってきた
舞台「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~」
観劇日/2021年11月5日 昼の部
劇場/明治座
出演/三森すずこ 蒼井翔太 Raychell 伊藤彩沙 小林親弘 他
もうちょっと早い日程で見れば良かったかな。
チケット申し込んだ頃、まだまだ疫病流行下でどうしたものかと悩んだわ。それで、多分人出が少ないだろう平日昼の部にした。
明治座。久しぶりだなあ。前来たときは猿之助歌舞伎だった。初めて行ったとき、内装も立派で華やかな劇場で驚いたっけ。
劇場には持ってる装置や設備の都合、上演できるお芝居の向き不向きはある。明治座は、花道を設置できて、宙乗り装置もありで、歌舞伎興行ができるれっきとした大劇場なのです。ここでしょーたんが見られるなんて!行くしかない。
ネタバレ前提ありです。
↓
お話はアニメ「擾乱」と地続き。時系列的には第0話に位置する。
そうなんだ。外伝とか二次創作じゃなくて、アニメ本編にきっちりつながる内容だ。私は別に二次創作でも構わなかったけど(^_^;)
でも、メインの出演者はアニメと同じ中の人で、最初から舞台化を想定したキャスティングなのね。アニメのキャラとして舞台に立てる人。という制約で選ばれたわけなのだ。
お話の感想
実は私は、アニメ本編は見てない。第1話見たところで止めた。というのも、せっかくだから、舞台をまっさらな気持ちで見ようと思って。
この舞台公演だけで説明されていることも多く、アニメ見てなくてもわかるお話になってる。ほとんど説明のなかったアニメ第1話で疑問だった、ヒロインのスーパーサイヤ人化も、舞台でその理屈がわかるし。また、アニメをちゃんと見てないゆえに、じゃあこれはあれからどうなるんだ?的な疑問も出てきて、それはこれからアニメ本編を見る動機にもなった。
雪村は喜怒哀楽が表にはっきり出ない上に口数も少なく、主人公としてはいろいろと難しいキャラじゃないだろうか。お客さんの気持ちをヒロイン目線にできるかって、そういうお話じゃない。復習が動機の殺し屋家業の女の気持ちになれるか?なれないわ、ふつう。でもそこは、回想シーンや小さい女の子とのかかわりとか、まわりからヒロインの孤独さ?頑なさをあぶり出したり、敵キャラへのてめえら人間じゃねえたたき切ってやる的な敵意で、ヒロイン気分にならないまでも、ヒロインに寄り添う気持ちにはなれるかな。
エレーナと真琴は、脇ポジションで特に疑問を感じないが…
アクションとミステリーで手堅くまとめたお話。あれは誰?それは何?このあとどうなるんだろう?で、緊張感が最後までつながるおもしろい舞台だった。
蒼井翔太ファンの感想
このお役は、過去の蒼井翔太の舞台とはちょっと違って、かわいくびらびら着飾ったり、歌ったり踊ったりしない。本当に芝居とアクションだけだ。そこが見どころ!
舞台のお話では真琴の性別記号はどうでもいいことなので、若い男に見えればいい役だが、初めて見る人にはどう見えるかな?月城真琴。
アニメでこの役の蒼井翔太の印象だけど、月城と蒼井翔太のことだけど、全然違和感がなかった。絵柄に合ってるのか。男の子なのか女の子なのか意識しないで見たわ。舞台の真琴もその印象そのまま。ある意味、蒼井翔太ボイスと外見と、人物描写のバランスのいいお役なのかもしれない。これから見るアニメが楽しみだわ。
アニメ「擾乱」は、絵柄がちょっと今風じゃなくて、昭和40年代あたりにこういう画風流行った。陰影のあるリアル寄りの造形で、この絵柄から舞台への変換は、あまり雰囲気に落差がなくて、それも違和感の無さ、なのかもしれない。
↓自分用おみやげ。パンフとしょーたんのブロマイド。
観劇日/2021年11月5日 昼の部
劇場/明治座
出演/三森すずこ 蒼井翔太 Raychell 伊藤彩沙 小林親弘 他

もうちょっと早い日程で見れば良かったかな。
チケット申し込んだ頃、まだまだ疫病流行下でどうしたものかと悩んだわ。それで、多分人出が少ないだろう平日昼の部にした。
明治座。久しぶりだなあ。前来たときは猿之助歌舞伎だった。初めて行ったとき、内装も立派で華やかな劇場で驚いたっけ。
劇場には持ってる装置や設備の都合、上演できるお芝居の向き不向きはある。明治座は、花道を設置できて、宙乗り装置もありで、歌舞伎興行ができるれっきとした大劇場なのです。ここでしょーたんが見られるなんて!行くしかない。
ネタバレ前提ありです。
↓
お話はアニメ「擾乱」と地続き。時系列的には第0話に位置する。
そうなんだ。外伝とか二次創作じゃなくて、アニメ本編にきっちりつながる内容だ。私は別に二次創作でも構わなかったけど(^_^;)
でも、メインの出演者はアニメと同じ中の人で、最初から舞台化を想定したキャスティングなのね。アニメのキャラとして舞台に立てる人。という制約で選ばれたわけなのだ。
お話の感想
実は私は、アニメ本編は見てない。第1話見たところで止めた。というのも、せっかくだから、舞台をまっさらな気持ちで見ようと思って。
この舞台公演だけで説明されていることも多く、アニメ見てなくてもわかるお話になってる。ほとんど説明のなかったアニメ第1話で疑問だった、ヒロインのスーパーサイヤ人化も、舞台でその理屈がわかるし。また、アニメをちゃんと見てないゆえに、じゃあこれはあれからどうなるんだ?的な疑問も出てきて、それはこれからアニメ本編を見る動機にもなった。
雪村は喜怒哀楽が表にはっきり出ない上に口数も少なく、主人公としてはいろいろと難しいキャラじゃないだろうか。お客さんの気持ちをヒロイン目線にできるかって、そういうお話じゃない。復習が動機の殺し屋家業の女の気持ちになれるか?なれないわ、ふつう。でもそこは、回想シーンや小さい女の子とのかかわりとか、まわりからヒロインの孤独さ?頑なさをあぶり出したり、敵キャラへのてめえら人間じゃねえたたき切ってやる的な敵意で、ヒロイン気分にならないまでも、ヒロインに寄り添う気持ちにはなれるかな。
エレーナと真琴は、脇ポジションで特に疑問を感じないが…
アクションとミステリーで手堅くまとめたお話。あれは誰?それは何?このあとどうなるんだろう?で、緊張感が最後までつながるおもしろい舞台だった。
蒼井翔太ファンの感想
このお役は、過去の蒼井翔太の舞台とはちょっと違って、かわいくびらびら着飾ったり、歌ったり踊ったりしない。本当に芝居とアクションだけだ。そこが見どころ!
舞台のお話では真琴の性別記号はどうでもいいことなので、若い男に見えればいい役だが、初めて見る人にはどう見えるかな?月城真琴。
アニメでこの役の蒼井翔太の印象だけど、月城と蒼井翔太のことだけど、全然違和感がなかった。絵柄に合ってるのか。男の子なのか女の子なのか意識しないで見たわ。舞台の真琴もその印象そのまま。ある意味、蒼井翔太ボイスと外見と、人物描写のバランスのいいお役なのかもしれない。これから見るアニメが楽しみだわ。
アニメ「擾乱」は、絵柄がちょっと今風じゃなくて、昭和40年代あたりにこういう画風流行った。陰影のあるリアル寄りの造形で、この絵柄から舞台への変換は、あまり雰囲気に落差がなくて、それも違和感の無さ、なのかもしれない。
↓自分用おみやげ。パンフとしょーたんのブロマイド。
