北斗談義 カサンドラって刑務所?
2021年03月04日
真北斗無双モバイルもいよいよカサンドラ編
昔話をしますが、私が北斗の世界を知ったのは、このへんだったかな。これどういうお話なの?って???(^_^;)
昔、ここを読んだ時、????と頭の回りを?マークが飛び交った。
カサンドラって刑務所?
いや、公権力が存在しない世界で、それはないよな。警察も裁判もないのに、刑務所だけあるのか。
どうも話の流れからすると、ここは、拳王およびその配下?が強制力を持って、誰か不都合な人びとを閉じこめている施設。らしい。
なぜ?(^_^;)
ここらへんが拳王の縄張りとして、すごく恐ろしい場所だというのはわかった。
拳王がどんな人であれ、こんな監獄が必要なくらい逆らうやつが大勢いるんだ?拳王ってそんなに不人気なのか? もしかして拳王配下は統制とれてないんだろうか?そりゃ下品な愚連隊みたいな子分ばかりじゃ、一般人は拳王なんか嫌いになるよね。
それでウイグル獄長、果たして本当に強いのかはわからない。監禁生活で体調不良の人々を相手にして威張ってても。この狭い監獄で生活してて楽しいんだろうか。毎日何やってるの? もっと強い敵と戦いたい、俺の実力はこんなもんじゃない、とか思わないのだろうか。あのそれなりに強そうな門番兄弟も、身内を人質にとっていうこと聞かせていたわけだし、やっぱりほんとは強くなかったのでは?
………というような疑問が、初めて読んだ時思ったことだった。
この時私は、まだ少年ジャンプの作法や様式美?のようなものがわかってなかった。舞台設定や背景は考えちゃだめ。誰と誰が戦ったらどっちが強いのか、という男の強さの序列を考える作品の目的なのね。
北斗の拳を読んでいるときは、最後まで????だったんだけど、魁!男塾を読んだとき、やっとそれがわかったのね。宮下先生には感謝してもしきれない。先生、お元気でいらっしゃるかしら。