なぜドール服を自作するのか
答えは一つしかない。
世界にただひとつしかない、一点もののハンドメイドドレスを着たうちの子が尊いから、である。
服が下手くそな出来栄えとかはどうでもいい。
売ってる服で満足ならそれでいいんです。市場原理が働いてるから、ピンキリですが案外安いものもあるです。
作るのは意外に時間かかるし、技術的にも難しい。本を見て誰でもぱっと作れるわけではないです。
でも私、人と同じがイヤなんです。
自分だけの特別、でなきゃだめなんです。
自分自身が着るならワゴンセールでもいい。安いは正義。何十年同じ服とかちっとも恥ずかしいとは思ってない。
でもおたく趣味が(ドールとか)他人と同じ、市販のお仕着せ、というのだけは許せない。自分流、自分だけのこだわりがそこにないなら、おたくなんかたった今やめてやるわ。
ドール服作りの奥義(^_^;)
- 初めては必ず失敗作(^_^;) 3作くらいは失敗作が続く。
- ・最初のハードルはミシン。ミシンは道具。手に馴染むまで修業
- ・リカジェニバービーサイズの服は、洋裁和裁を知らなくても作れる。このサイズが作れるくらいにミシンが使えれば、人間の服も縫える。
- ・SDやDD服は人間の服と構造も作り方も一緒。先に人間の服(エプロンとかシャツとか)で練習した方が早道。
結局、洋裁の知識が皆無だとスーパードルフィーの服が作れなかったわけだから、先に洋裁の勉強した方が早道だったことになるけど、でもエプロンやパジャマから始めてたら、一着失敗しただけで心が折れて終了していたと思う。
ジェニーちゃんの服をどうしても縫いたい!という強い煩悩が、失敗作の山と荒野を乗り越える力なったのは間違いない。
人を動かすものは煩悩。成果は後からついてくるものなのよ。
ところでうちのルヰの服だけど…
ジェニーの型紙はある程度使えるのはわかった。
でも私の腕前がだいぶ退化してる(^_^;) 試作品やりながら、いろいろ思い出してるところ。小さい、細い、曲線はミシンで一番むずかしいとこだよね。つづく。