キン肉マン 決戦!七人の正義超人vs宇宙野武士

キン肉マン 決戦!七人の正義超人vs宇宙野武士
1984年4月放送(74分)日本テレビ系
1行感想。キンちゃんやテリーが好きになる(〃▽〃)
お話。宇宙野武士に襲われた星を救うために正義超人を募るビーンズマン。キン肉マンてほんとに強いの?
なかなか声かけてもらえず、すねるキンちゃん(^_^;) でもみんなに胴上げされてご機嫌治っちゃう。
この冒頭の、七人を一人一人訪ねて行くくだりは、キャラクター紹介を兼ねた部分で、意外に描写が細かい。彼らが平素何をしているか、腕試しを挑まれてどうリアクションするか、衣装とかセリフとか。ここだけで30分くらいある。
この作品、74分もあり、普通の映画くらいの長さ。作画も全然崩れてなくて、超絶上手くてキレイ。ひょっとして独立した劇場版作品だったのでは?というくらいの、お話のスケール感と濃密度。
後半はバトルと試合実況。馬や敵超人の造形も美しいし、プロレスアクションも必殺技もきっちり動いているし。作画レベル高いよなあ。
私は初めて見た時、印象に残ったのがリキシマンのこのシーン。

やっぱアニメはまず絵だわ。格闘技ものなら、やっぱり絵だよね、動きだよね。ほんと、これ名作だと思う。
前にも言ったように、私はこれを布教で見せられて、キンちゃんテリーマン好きになったんだもんね。お堅いロビンやウォーズマンなどもギャグもあったり。プロレスやアクションはもちろんいいんだけど、キャラクター描写にたっぷり時間を割いていて、正義超人7人のキャラクターアニメとしても見て楽しい。
声優さんも、少年役やおじさん役じゃなくて、マッチョでアダルトな超人役だから、みんな低めの上品な兄貴ボイスで超かっこいいです。
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この作品は、DVD化されてないのだろうか。現在、動画配信サイトに置いてあって、私は見たのはそれだけどアナログ画質。ひょっとしてVHSビデオ時代に商品化されたのかもしれない。フィルムは現存してないんですかね。