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正岡

おたくな奥様快楽通信

タイタンの戦い

2019年10月20日
海外の映画とドラマ 0
レイ・ハリーハウゼン特集でもやるかの。

原題 Clash of the Titans(1981年)アメリカ映画

 今日のレンタル映画。
 これ前にも一度借りて見てるんですが(この記事)、Blu-ray版があったのでもう一回見ることに。何回見たって面白いじゃん。

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 一行感想。なかなかええお話(〃▽〃) 衣装や小物、セットなんかも凝っててステキな映画じゃん。

(ねたばれ有り)

 元々のギリシア神話のペルセウス物語は、この映画とはちょっと違う。いや、いろいろと違うんだけど。アンドロメダ姫も映画ではフェニキア王女ということになってたり。でも我々が抱くギリシア神話感は、映像によく表現されてると思う。人間の俳優パートも、特撮パートも。
 お話は、アンドロメダの話を先に持ってきて、彼女のために戦うペルセウスという構図に書き換えられているが、姫の元婚約者とかペルセウス付きの兵隊や助言者などの人物が、うまいこと織り込まれて作ってあるなと思う。
 またオリンポスの神々は、全員は出てこないし、原作通りではない。
 女神テティスの使いどころがなんか絶妙。この女神さまはオリンポス十二神の系統からは外れた立ち位置にあって、でも意外に重要な役で出てくる、なんか不思議な存在。女神テティス役はマギー・スミス。名前知らなくても顔は多分みんな知ってる女優さん。女神像の首が落ちて、像の首がしゃべるところとか、すごいなんか、いいわあ。怖くて。
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(左)ヘラ。(右)テティス
(後列)アフロディーテとええとフクロウを持ってるからアテナ?

 それとサイコーにステキなのは、特撮部分のモンスターの造形。
 モンスターて、シルエットとか最初に映って、出るぞ出るぞ…と期待させて、でたーo(^-^)oとなったときの、期待を裏切らない怖さと美しさ。メドゥーサの気色悪さ。クラーケンてイカじゃないんだ? 何気に実写もまざっているペガサスの美しい飛行、などなどなどなど。なんか昔本で読んで、挿し絵とかで空想したものより、映画の造形の方が数段かっこよくて、私はこの映画大好きなの。





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正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
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