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正岡

おたくな奥様快楽通信

法界坊 猿之助版を見に行きました

2018年11月28日
歌舞伎・演劇・ライブ 0
吉例顔見世大歌舞伎

2018年11月25日/夜の部
歌舞伎座

<演目>
楼門五三桐(さんもんごさんのきり)
文売り(ふみうり)
隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)
〜法界坊〜

 猿之助様の「法界坊」と聞いて!

 久々の歌舞伎座。久々のせいか、ものすごく歌舞伎座が広く感じる。
 なんか今回は、三味線や大鼓なんかの音がびしびし響いて聴こえた。義太夫もまったく眠くならなかった。のは、連日キンプリロズパのBD円盤を無限リピート再生中で、音楽脳になっていたからだろうか。プリズム脳覚醒?「世界が輝いて見える」というのはこういうことなのか(@_@)と。

法界坊1行感想。ああっこういうお話だったんだ(@_@)

 私はこの演目は、だいぶ前、多分テレビかなんかで勘三郎のを見たことがあるかと思うが、実は内容は全然記憶になかった。紹介映像でよく見るお笑い満載の印象じゃなくて、あれ?どんな話だっけ?全然思い出せないどころか、結末も覚えてなかった。有名な演目なのにね。もちろん実際に舞台で見たことはない。
 何故記憶が欠落しているか、今回見てなんだかわかった。
 バキバキの古典歌舞伎じゃないですか(^_^;)
 法界坊は意外に古い演目で、江戸時代中期辺りの作品。
 だから今日の演劇とは違って、「え?なんで?いいの?それで」なお話の流れと結末。そして微妙にわかりにくい古文なセリフ。法界坊の宣伝ポスターから想像するようなお笑いは本筋ではなく、いろいろと理解に至らず、私の中では見なかったことになっていたんだと思う(^_^;)

法界坊はなぜ祟るのか
 江戸時代の人びとにとって、幽霊も怨霊も実在するものだった。恨みを残したまま死んで、化け出てくるなんて、笑いも伴っているとはいえちょっと怖い芝居だったんじゃないだろうか。
 法界坊という男、滑稽ではあるけれど、人をだまし、金をせびり、人殺しまでやる奴。文字通り墓穴を掘るなどして観客の笑いはとるけれど、返り討ちにあって死んでしまったところで、ちっとも気の毒には思えない。観客目線で「自業自得ざまあ」とか思ってると、怨霊になって復活。きゃー(^_^;) 生きてる時は散々人に迷惑をかけておきながら、死んだら今度は化けて出てくるとか、ほんとたちの悪い坊さん。いやいや、笑い事じゃないだろう。
 芝居だから絵空事だけど、あるあるある(^_^;)みたいな、ある意味で庶民のリアルなんだろうな。
 でも、このお話の中で、殺された人は法界坊と姫だけじゃない。その人たちは怨霊化してない。怨霊化する条件はなんだったんだろう? 法界坊は一応僧侶だから? 坊主を殺すと七代祟る的な?(あれ?猫だっけ?(^_^;))
 姫は怨霊化するほどの恨みや未練があったのだろうか?
 いろいろと肝心な場面を見落としてるな。何が正しくて、何が間違っている、では片づかないものもあるのかもしれない。亡霊となってまで留まるのは恐ろしいことでもあり、ちょっと哀れでもあるかも。坊さんなのにね、成仏できないなんて。
 最後は舞踊で展開するわけですが、やっぱりなんか怖いな、という印象の演目だった。笑いどころもあり、踊りもありで、みどころいっぱいで楽しかったけど。

法界坊vsイケメン
 このお芝居の本筋からちょっと外れたみどころ?は、やっぱり王子様役の両手に姫のモテっぷり。確かに見た目麗しいだけど、全然頼りないし、ケンカが弱いのは仕方ないとして、頭大丈夫なの?この男(^_^;) お姫さまたちはこの男のどこがいいの?(^_^;)みたいなかんじです。そこは笑うところかな。
 イケメンをいびる法界坊。ここらへんは毎回ネタが違うらしいです。私が行った時は、猿之助と中車とどっちがかっこいい?みたいなことを言っていたかな。
 王子様と姫たちは、隼人、右近、種之助、と歌舞伎座では超若手キャスト。
 中村歌六が王子様の家臣役でびしっとカッコよく、腕も知恵もある男。ピンチになると現れて、法界坊の無法をことごとくつぶしていく。歌六さんを初めて見たのはスーパー歌舞伎だったけど、あの時の歌六さんは40代だったわけなのね。お歳を召しても相変わらずスマートでかっこいいです(〃▽〃)

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正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
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