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正岡

おたくな奥様快楽通信

コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編  の感想

2018年07月15日
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コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編

原作脚本/井沢元彦
漫画/千葉きよかず

逆説の日本史のススメ
 私が井沢本に出会ったのは、友人からの布教だった。 
「逆説の日本史」第1巻が発売されたのは1993年だそうで、この時私はすでにガチな井沢ファンで、待ちに待って買ったような気がする。
 発売当時の私の感想は、「これをもっと若い時に読みたかった」だった。いい大人が読んで、驚き興奮する本なのだ。若かったらもっと感動したはずで、もっと勉強しようとかもっと本読もうとか思って、もっと賢い大人になれたはずだ(^_^;)と思うんだよね。
 ちなみに、ときどき真っ向反論けなしまくってる先生や趣味の人アンチなどいるけど、井沢説の真偽正邪については、井沢ファン的にはあまりどうでもいいかなと思っている。井沢本に書いてあればすなわち正しい、なんて井沢ファンなら絶対思ってないから(^_^;)、歴史の先生は安心して。そもそも当事者でもない限り、何がどう真実なのかわかるわけないし、ましてや何百年も前のことなんかわかるわけないじゃない。後年、資料が発見されるなどして新しい説が登場し、井沢元彦全否定となっても、出版とはそういうもんだと思う。
 要するに、逆説本の面白いところは、学校で必修だった日本史なのに、読後に「なるほどこういうことだったのか」という発見があり、「自分はこう思う」「いやそれは違うのではないか」と興味と関心が膨らんでいくことなのだ。

大人の学習まんが
 「コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編」の原作にあたるのは、「英傑の日本史 三英傑編」だと思う、それ1冊の内容とだいたい同じ。
 あの長い長い逆説シリーズや、講座だの詳説だの様々に細かいテーマに絞り込んだ本とかあるから、井沢元彦の日本史シリーズどれから読めばいいの?(^_^;)って、今からちょっと読んでみたい人は迷うと思うのね。
 そこで、このコミック版です。井沢入門書だと思う。この本が面白かった人は、次は「英傑の日本史」シリーズがおすすめ。逆説の日本史第1巻はその後でもいいと思う。本は逃げませんから。
 英傑の日本史を読んだ事があると、このコミック版は同じ内容の繰り返しになるけど、絵で説明されているので、文字だけの本とは印象が違うから、それはそれで面白いです。
 絵柄やネームについては、マンガだから読みやすいというほどのことはない。説明セリフが多いから、しっかり読まないと意味が飲み込めない。漫画といっても、大人向けの学習まんが本という感じ。
 絵は上手い。正確なデッサンときちんと資料からおこしたであろう衣装や風景、人物で、見やすい。色気や萌えはないけど。学習まんがなので、絵師の主張は控えめでいいのかもしれない。三英傑のキャラクターデザインは、私の好みのゾーンからは外れているけど(^_^;)、それは読者も好みさまざまだよね。

私の感想なんかどうでもいいですから
 戦国時代というと主な登場人物は武将だらけ。でも日本人の半分は女だったわけで、女は何を考えながら生きていたのかなあ、と想像する。そこは井沢本にはあまり出てこない部分かもしれない。
 やっぱり身分制社会だから、現代とは恋愛の価値観は違うかも。イケメンの基準とか、モテ男の基準は、身分が高くて、さもなくば頑丈でケンカが強い!のがイケメンの条件だったのかしらね。
 おねという人は、好きで秀吉と結婚したわけで、親の反対を押し切って、地位も身分もなく背も多分低かった秀吉を選んだ理由は何だったのか? 小説とかドラマだと秀吉の積極的な口説きが動機とかきっかけで、私もずっとそういうもんだと思っていたけど、猿之助の秀吉見たとききづいたのね。地位も身分も金も武勇もない男のどこが好きかって、顔しかないでしょ。肖像画から想像するに、目の大きな、理知的なイケメンだったんだろうと。この人は特別なの!そのへんの雑魚兵とは違うの!これは運命なの! と信じてお嫁にいったんだと思うわね。
 だから、このコミック版の秀吉の、見るからの性格に難有りなキャラデザは、狙い通りなんだろうけど、ちょっと違うかなと思っている。本性がどうあれ、とてもそうは見えないようないい男だったんだろうなと思う。

 コミック版逆説の日本史は、これからも続きが出るのかな?
 楽しみです。



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正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
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