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正岡

おたくな奥様快楽通信

寺尾関の湯飲み

2017年08月18日
おもちゃ・お道具 0
 年寄りのグッズ自慢(^_^;)
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 大相撲グッズ。寺尾の湯飲み。
 大きくて重いです。高さは12〜3センチあるし。厚みもあるので、容量は見た目ほどでもなく、300ccくらい。

 これはチャリティ大相撲で国技館の売店で買った。寺尾関が関脇のころだったと思うから、だいたい1990年ごろかな。30年近く前になるのか(^_^;)
 私の世代では、相撲は女の子も必修科目。放送はわりと習慣的にだらだらと見てはいたんだけど、気がついたら前頭に寺尾関がいたんですね。毎日テレビで応援するだけで満足はしていたんですが、友人に誘われて初めて国技館に行きました。チャリティ大相撲でした。
 せっかく来たので、記念に何かグッズとか買って帰ろうと売店を見て回ったんですが、キャラグッズ?のようなものは横綱&大関で、かさばるものが多く、女の子が手に取りそうな安くてかわいいものはなかったです、当時。
 それで!寺尾だけ単品でこの湯飲みがあったんです!
 いくらだったかな。高いものなかったです。1000円くらいだったかな。湯飲みとかマグカップはわりと安いですよね。うれしくて飛びつきました(^_^;) これには黒いプラスチックのフタがついていました。
 これひとつ買って本懐を遂げて(^_^;)、私のささやかな大相撲マイブーム。

 私はこれを日常的に使っていました。
 買ったグッズはマイブームのうちに使う!が私の持論。やっぱり「好きo(^-^)o」と思っている時に使うと、愛着もひとしお。もちろん壊れるとか汚れるのリスクはあるんですが、自分の経験上、マイブームというのは必ず去る時が来るんです。気持ちが去ってから使っても、それはただの容器とか道具。使ってて全然萌えません。過去を否定はしないけど、やっぱり萌えの頂点にあるとき使うから愛おしい。それがキャラグッズというものなのです。キーホルダーなどの身に付けるものにいたっては、過去完了形のキャラを身に付けて、あらあなた○○が好きなの?と思われるのも嬉しくない。今の自分を投影するのがグッズというものよ。
 そんなわけで、私は家の中とはいえ、これでお茶、紅茶、スープ、コーヒー、なんでも飲んでいました。
 ところが、ある日、内側に縦に亀裂を発見(+_+) 表にはないので表面的になものかもしれないけど。このまま壊れるまで使い続けるかとも思ったけど、関取の現役なんて期間の長いものじゃないから、当時まだ寺尾関は現役だったと思うけど、保管を選択。茶渋をとってきれいに洗って、20年以上食器棚の守り神になってました。

 でも壊れるまで使った方が、湯飲みは幸せなんじゃないだろうか?
 と今、思ったりしてる。
 瀬戸物だから100年でも200年でも保管できる。でも、家の中で私以外の人にとっては、これはただの瀬戸物でしかないわけで、私の死後(^_^;)誰か保管し続けるとは思えない。ゴミに出されて、再利用されたとしても花瓶やペン立てに使われて終わるのもかわいそうな気もするな……


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正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
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