土曜ワイド劇場「江戸川乱歩の美女シリーズ」死刑台の美女(悪魔の紋章)

土曜ワイド劇場「江戸川乱歩の美女シリーズ」
第3作 「死刑台の美女」(悪魔の紋章)1978年

一行感想。伊吹吾郎回。
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 私、これ、ジュニア版しか読んでない上に、話も覚えてなかった(^_^;) 原題の「悪魔の紋章」は指紋のことなのだが、実はそこはたいして意味はなかった……くらいのことしか覚えてなかった。連続殺人事件とかそういう話だったのね。
 私がこの話を読んだのは、地域の子供会の5・6年生だけ動員されて廃品回収の時で(^_^;)、廃屋になった家から回収した本の中に少年探偵(ポプラ社版よりももっと古いもの)があって、私は回収作業しながら高速黙読で読みふけり、全部読みきれなかった2冊くらいは家に持ち帰った(^_^;) その一冊が「悪魔の紋章」だった。もちろんこんな汚いものを持ち帰るなんて!と親に怒られて、庭で読んだ。そして読み終わって風呂の焚きつけにした。…そんな昔話はどうでもいいですね(^_^;)
 乱歩とかルパンとかさ、小学生の読み物としては、もう読み始めると途中でやめられない。

 お話。美しい三人姉妹のいる資産家に、謎の処刑予告電話。
 ところが、物語の冒頭で天知探偵は、伊吹吾郎先生に学会の仕事を頼まれて、香港へ旅立ってしまう。もうこのシーンだけで、伊吹吾郎が犯人なのは丸わかり(^_^;) そして確実に犠牲者が予想される。
 なので、ドラマの関心事は「伊吹吾郎先生の美しい奥さん(松原智恵子)は、事件とどんな関係が?」とか「今週の脱ぎ担当はだれ?」「明智先生はどこで誰に変装するの?」だった(^_^;)
 「死刑台の美女」はかたせ梨乃。三人姉妹の長女で最後に残ったひとり。先に死んでしまう次女三女がヌード役で、かたせ梨乃は下着姿まで。それとこの回はふみよさんもなぜか上半身だけ下着姿に。
 この回は、若い女性が次々と露出趣味な殺され方をして、なんかこう乱歩っぽい?雰囲気で、不覚にもわくわくしてしまったのは、昔少年版を読んだ時の気分。

 感想。私とか視聴者は最初から気付いてしまいましたが(^_^;)、明智先生はどこで伊吹吾郎先生が犯人だと気付いたのだろう。香港で事件を知ってから? ていうか、そもそも伊吹吾郎先生を波越警部に紹介したのは明智先生である。なんでそんな無責任なことを?(^_^;) このドラマの冒頭の印象だと、明智先生と伊吹吾郎先生は旧知の仲のようなのだが、でも奥さんとは初対面のようだったから、そんなに親しいというほどでもないのか。
 犯人の動機は親の敵。やっぱり人を何人も殺したい!と思うような強い殺意は、すなわち強い憎しみゆえである、という解釈なのだろう。ただ単に処刑装置を使ってみたかったでは、お話が膨らまないし、視聴者にもピンと来ないということもある。
 だけど、その親が殺された話って何年前? セリフでは30年といってるけど、それって資産家さんの父親(つまりかたせ梨乃からはお祖父様)の話で、え?なんか計算合わなくない?
 ひょっとして、伊吹吾郎のやった大学の先生の役は、原作ではもっと老け役なんじゃないだろうか。

 この回は波越警部が無能なふりをしてちょっと活躍する。毎回明智先生にたよりっぱなしの警部だが、性格は裏表なくいい人なんだろうね。明智先生が取り扱う事件では活躍しないけど、警部にまでなるということは、おそらく普通の殺人事件(武装した犯人が篭城とか暴れてますみたいな)にはめっぽう強いのに違いない。


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