スマイルマーメイドの感想その2!ネタバレ有り!

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「スマイルマーメイド」ニコニコ生放送

 (収録日)2016年12月12日千秋楽公演

 円盤発売まで待ちきれずに見てしまいました(^_^;)(有料配信1600円)

 それでいろいろ思うことがあって、追記する。(東京公演直後の感想はこちら

 大阪公演で、特に内容とか演出が変わったところはないみたい。
 ちょっとだけ気になったのは、マリナの髪をちょっと変えてる。
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(左のが東京の時のマリナのお衣装。この人魚姫の衣装ステキよね。体もはっきり出てるし)

 東京公演はゲネプロ映像のと同じで、右側には髪は垂らしていない。胸の飾りが左右非対称の人魚の衣装がはっきり見えて、私はこの衣装が素敵o(^-^)oうちのスーパードルフィーにも着せたい、とか思っていたので、それがちょっと隠れてしまう映像はちょっと残念だわ。円盤にはどれを収録するのかしら。

 映像で見たスマイルマーメイドの印象。
 割と高さとか広さがある舞台で(宙乗りや群舞がある)、しかも場面によっては暗かったりするので、役者の表情までは映像でないとなかなか見えない部分もある。カメラがクローズアップすると、舞台全体の雰囲気とか立ち姿とか、あっちとこっちで同時に動く役者やダンサーとかは見えなくなるけど、アップになった役者がどんな表情をつけているのか、何を訴えようとしているかが見えたりするかも。
 そこで改めて気になったのがケント王子。
 劇場で見てるときは、私、蒼井翔太を見るのが目的で出かけたので、セリフを言ってないシーンまで蒼井翔太を見ていたのかも知れない(ごめん(^_^;)) 映像になると、そこはカメラの意図どおりに追いかけて見ることになるのね。



(この先、物語の結末について書いてます)



愛は信じること?
 それで思うに、このお話はマリナ姫の立場で綴られているので、実はケント王子の本当のとことはよくわからない。よくわからないまま、「愛は信じること、私たちの愛は特別なの」という姫の主張を観客である私もなんとなく信じてしていた。
 だが、陸の人間は、ケント王子と、ダンスシーンの婚約者しか出てこない。ケント王子の後ろに何があるのか、どんな事情でどうなったのかは、実はマリナ姫はまったく知らないし、観客にわかるような客観的なシーンもない。全部王子の自己申告。
 つまり、王子の考えていること、本当のところは、マリナ姫にも観客にも実はわかってない。

 そもそも、王子は本当にマリナ姫が好きだったのか?……というあたりから疑わしいのではないか。
 初めてマリナ姫を見た時のケント王子の様子は、妙にハイテンションで「すごいすごい」「君に恋をしてしまった」とか言い出す。ケント王子のこれは本当に恋たったのだろうか?人魚の歌で魔法にかかっていただけなのでは? だから3日間放置されて目が覚めたんじゃなくて?
 ……って疑い出すと全部あやしく思えてくる。だって、普通は3日待たされたくらいでは恋は醒めない(^_^;) むしろ悪化する。もしかして30日くらいなのかもしれないけど、そんなに簡単にさめたり諦めたりできるなら、初めから恋でも愛でもなかったんじゃ?

 マリナ姫は王子に再会したところで、歌の2番を歌う。
 問題はここから。私は蒼井翔太ファンなのでついついマリナ姫ばかりを見てしまっていたけど、目の前でマリナ姫が歌っているとき、「君が正しい」といい、そして上っていく時、ケント王子はどんな表情をしているのか。

 映像を見て私は、ここで再びケント王子は魔法にかかってしまったのでは? と思ったのだ。
 答えがわからなくなったのは、人魚の魔法のせい?

王子とマリナの再会シーンについて
 ここの王子だけど、実際に劇場で2回見て、ニコ生で1回みたわけなんだけど、見るたびに微妙に印象は違うような気がする。もちろん中の人としては俺はこう思う的な意図をもって、あるいは舞台監督の注文もあって演じていると思うけど、その日の芝居の流れみたいなものもあるのかもしれない。
 王子の真意はなんだったのか。傍証がないから、いろいろ考えつくぞ。
(1)覚悟と降参のダイブ。船を守るために自らを海に投じる。このままマリナが歌い続けていると、船員が全員飛び込んだり、船まるごと沈んでしまうかも。だから「お許しださい俺を捧げます」と人身御供の心境。
(2)人魚の魔法にかかったとはいえ、一度は永遠の愛を誓ったのだから、それを忘れていた自分が恥ずかしい。己の名誉のためにも誓いを守ろう。今から君のところへ行くよ。
(3)ここで最良の選択は自分が死ぬこと。自分はマリナを殺せないし、マリナにも人殺しをさせたくない。だが婚約者や両親や家臣を裏切ることもできない。
(4)再び人魚の魔法にかかってしまった。もうだめだあ逆らえない。そういう気分なんだ。ダーイブ!

マリナが髑髏を抱いているシーンについて
 このシーンがもやもやするのは、結局王子がなぜ死んだのかわからないからなのね。
 最初に見たとき、私って根が善人だから(^_^;)王子は普通に(2)だと思って、当然王子は寿命で死んだのだと思っていた。つまりこの場面は偕老同穴だと解釈した。歌の間に舞台装飾がぱたぱた落ちるのは、時間の経過や滅びの暗示だと思う。だから二人だけの閉じた空間で滅びていく姿なのだと思ったのだ。
 だけど、すぐに王子がいつ死んだのかわからないことに気付いて、そこからいろいろ疑い始めた(^_^;)
 今は(3)かなと思ってたり。考えるの面倒だから(4)でもいいかな(^_^;)
 いずれにしても、マリナ姫は海の眷族の国から離れて、いつまでも深海に沈んでいるのだ。

カグヤとマリナ
 昨年の「プリンスカグヤ」はDVDでしか見てないんだけど、二年続けてお姫さまの童話だ。本人の意向でこういう題材を選択しているらしいのだが、それはお姫様コスプレがしたいから(^_^;)ではないだろう。
 実際人魚姫は、これは女装じゃない。キレイなメイクとウィッグと、凝ったデザインの人魚姫のコスチュームは、中の人が男であることをまったく隠してない。彼は人間ではない何か別の存在になったのだ。
 去年のかぐや姫は性別が壁やハードルになるお話だったが、今年は種族の壁か。ポケモンとか妖怪が人間の男と恋愛するようなお話といことになる。いや、カグヤ姫だって、本当は地上の人間じゃない。「プリンスカグヤ」「スマイルマーメイド」も異世界の住人、ひとりぼっちで漂泊する物語りなのだ。そして結末で何を得たのかは、うーん、それは見る人が決めていいのかな。
 私は、正直この舞台作品にここまでひっぱられるとは思わなかった。私はこういう話が好きなのかな。円盤を買い入れた頃にまた考えようと思う。


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