BLEACH 感想4

 BLEACHの感想。その4。

 感想文のつづきです。
 印象の残ったお話やシーンなど。
 膨大な原作を再びひっくりかえすのも面倒なので、記憶にたよって書く(^_^;) だから思い込みや間違っていることもあるかも。
 印象に残った絵で書いた感想は重複するのは省きます。



クインシー
 アニメでも原作でも、最初これがさっぱり理解できなかった。
 最終話?のユーハバッハあたりの話になって、ようやく理解した(^_^;)
 クインシーとは、吸血鬼とか狼男みたいな、そういう種族と考えればいいのかな。
 それまで私はずーっと、訓練によって特殊な戦闘能力を身につけた、先天的に霊感の強い人(霊媒師とか巫女とか)程度の認識だった。石田雨竜が普通にお友達だからてっきり人間だと思っていたけど、そうじゃないのね。見た目人間とほとんど同じだけど、人間じゃないの。あの世の死神と会話ができるけど、クインシーはあの世の存在じゃない。あくまでもこの世の生き物。だけど人間じゃないのね。
 私はずーっとわけがわからないまま読んでて、疑問は疑問だったけど、でもそれは深く考えなくてもいい疑問だった。というのも、お話が死神や破面方面で展開しているときは、この世の存在であるクインシー雨竜は人間の範疇ということで差し支えなかったからだ。
 それで、このクインシー雨竜だけど、一護が死神になったときから、つまりBLEACHのお話の最初からいるお友達兼ライバルキャラだ。その後の護庭十三隊中心のお話の流れで、雨竜は特に重要な立ち位置にいるわけではなかったので、読みながらなんとなく忘れていた。紙面にそれほど頻繁に出てきてでしゃばっていたわけでもないと思う。
 ところが、BLEACH最終話になって、クインシー設定が主人公にも物語全体にも大きくのしかかってこようとは…
 今まで日本のどこかの地方都市?だけで話が進んでいたものが、いきなり異国にまで拡大する。
 あの世とこの世のファンタジーなのに、ずっと日本に留まっていたのは、いうまでもなく少年ジャンプが小学生の読む本だからだ。読者の感情移入しやすい日本人の男の子が日本の町で活躍するお話、である必要があったのだ。しかし最後になって、外国やガイジンが登場することになったのは、拡大した物語のスケール感を表現しているのだろう。
 石田雨竜は、こうしてみると連載の最初から最後まで劣化していない登場人物だったといえるのかな。
 少年ジャンプの格闘技マンガは、後から出てきた新キャラの方が強い、という一般原則がある。より強い敵を登場させ続けることで、物語の拡大再生産的な発展をなしとけていくのだ。連載開始当初のお友達キャラは、連載が長くなればなるほど、強さのインフレについていくのが難しい。
 面倒なので原作本をもう一度見直したりしないけど、そうだ、石田雨竜は外見の印象がほとんど変わってないんじゃないかな。お父上も雨竜そっくりで、作者先生にとって雨竜は設定や造形に揺るぎない何か、あるいはこだわりがあるんだろうなと思う。

たつきちゃん
 織姫の同性のお友達。この女の子は必要だったのだろうか。
 一護の自宅や高校などの背景的な環境はけっこうしっかり作り込まれているように思う。あの世方面に話が拡大していったので、相対的にこの世での一護の日常はなくなっていったけど、書き始めた時点では高校をメインステージに考えていたのかもしれない、いや方向性(読者アンケートとか(^_^;))によってはそうなったいてはず。教室の風景が自分と織姫とルキア以外はモブというのは、いかにも貧しい。だからストーリーに直接影響しない登場人物も必要なのだ。それはわかる。
 だけど、たつきちゃん。この子は何のためにいたんだろうか。
 実はけっこう印象的なのだ。統計とかとったわけじゃない、あくまで印象なんだけど、画面に出てくる時…
・わりと大きい絵
・「たつきちゃん!」と織姫が名前を呼ぶ
・力強い目線で主人公や織姫を見る
 怒ってるシーンもあったよな。また一護(主人公)との関係も、高校になってたまたまクラスメイトになったわけじゃなくて、前々からの同級生設定があったよね。
 もうひとり、織姫にまとわりついていた女の子いたけど、私はあれは名前も思い出せないぞ(^_^;) それだけ「たつきちゃん」の印象が強かったのだ。最初に登場したとき、たしか織姫と一緒だったし、織姫の過去にも大きくかかわっている話があった。←それって織姫を魅力的に見せるお話じゃないよね?
 うーん、ひょっとして、たつきちゃんも一護の彼女候補だったのかしら。

 BLEACHには、死神にも髪がショーットカットとかで、あまり飾り気がなくて女っぽさやかわいらしさが売りじゃない子いる、副隊長クラスに。隊長クラスは女の形をしているだけでただの戦う人、性別はどっちでもいい存在だけど、女副隊長や隊士はもうちょっと身近なクラスメイトの女の子的な雰囲気があるよね。主人公一護に直接関係ないキャラは、読者の要望とか営業的な要請による補正がかかってないはずだから、ああ先生はこんな女の子を描くのか〜とそこは興味深く読みました。

ソウルソサエティ
 漢字で書くと面倒くさいし、単語登録もしてないので、カタカナだよ(^_^;)
 死神世界のこの設定は、正直よくわからないんです。BLEACHにおける死後の世界、ていうか途中からあんまりどうでもよくなるんで考えないようにしてたけど、とりあえず思ったことは書いておく。
 バトルマンガになる以前ルキアとふたりきりの死神代行業のころは、ホロウ退治の他に成仏?の手助けもしていた。子供の死人の話は読んで後味が悪いのでやらないでほしかったけど、そこはまあしょうがない。その子供を「あの世は怖いところじゃない」とか「ママに会えるよ」とかで送り出したよね。その後、舞台がソウルソサエティに移るわけだが、ソウルソサエティは階層社会でしかも貧民街とかあるのだ。しかもここでも死んだりする。
 えっ?死んだあと極楽浄土に行くとか仏の前では等しく皆同じとか教えられていた私(実家は浄土真宗)は、死んだ後も差別されるのかよ、とちょっとショックだったわ。しかも前に一護が送り出してやった子供に再会したものの、ぼろぼろの貧民地区にいてまだママに会えてないって…
 BLEACHの世界には神も仏もいないのだ。物語の本筋からするとどうでもいいことだし、この子供の話だけはいらんかったな。
 そしてソウルソサエティの全貌については、護庭十三隊はえばっているけど、実は下っ端なのね(^_^;) 朽木白哉は大貴族の名家だそうだけど、お貴族様が現場仕事ってのは解せぬ。ソウルソサエティはもっと上に統括する組織?のようなものがあるが、わりと簡単にひっくりかえったりしている。王様もいたが、あまり印象残ってない。
 考えてもわからないことが多いので、護庭十三隊が守っている世界、以上のことは考えないようにして読んだ。

死神代行喪失編
 ここらへんで少年ジャンプから離脱した記憶がある。今BLEACHってどうなってる?なにやってる?という関心がなくなったのはここだった。
 あとからコミックスでまとめて読み返すと、絵もいいし、お話の流れはていねいだし、誰が敵かわからないうえに、回りの人の記憶が差し変わってしまい、自分の人生に勝手に他人が入り込んでくる、悪意に満ちた怖いお話で、けっこうしびれる。
 でもでも結論からいうと、修業の繰り返しはちっとも面白くなかったのだ。修業、必要だったのかな。
 コミックスでまとめ読みでも長い……と感じたんだけど、もしかしたら途中でプラン変更などがあったのかもしれない。そもそも元死神代行だったという彼について、詳細は語られてないことからして、何か変更を余儀なくされたような事情などがあるのかもしれない。

ハッシュヴァルト
 主人公の一護とは直接関係立ち位置なのだが、私はこのキャラの子供の頃の過去話は興味津々で読んだ。
 強い者、権威のある者が頂点に立つのはあの世界では当たり前として、強いとはどういう意味なのかを問うような含蓄のある設定で、敵設定なのに奥深い世界を見る思いがした。

 あとは最終巻を待って、まとめの感想。何か思い出したら書き足すけど。つづく。

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