BLEACH 感想3

 BLEACHの感想。その3。

 超大作を一気読みだから、なかなか感想文がまとまりません(^^ゞ

 マンガ作品を読んで、絵に引っ張られる部分とロゴスに支配される部分と、両方あると思う。
 作品や作家によって、どっち寄りの作品かは多少違う。少年ジャンプの作品はたいがい絵の比重の方が大きく、絵と絵のすきまに物語をサンドイッチしている。いやいや、物語や設定も作家は苦労して作っているのは、もちろんわかってます。でもコミックスの多くの頁を占めるのは、動いている絵である。この動いている絵がかっこよく美しくなければ、少年ジャンプとはいえない。(きっぱり)
 BLEACHの物語は、発端は、普通の高校生活を送るちょっと霊感のつよい?男の子が、死神として市井の人を見守る日常だ。そこから死神とかホロウとか破面とかの死後の世界?へと舞台が拡張していき、一護はひたすら戦い続ける。彼はなにゆえ戦わなければならないのか?何と戦っているのか?……そのへんは最終刊を読み終えてもう一度振り返ろうと思う。
 今回は、印象に残っている場面やエピソードなど。

絵で印象に残った人物
 長い連載なので、連載しているうちの先生の絵のタッチも変わっていき、キャラクターデザインも変更されていたりする。めんどくさいからもういっかい見返して確認することはしない(^_^;)ので、ひょっとして記憶違いなことも書いちゃったりうるかもしれないけど。




朽木白哉
 最初はこの人物かな。この人物は「主人公と戦ったことがある人物」に分類される、つまり主人公にとって、強い弱いの物差しであり、またルキアの兄という設定から、ルキアとのつながりの延長にもある重要人物なのだ。つまりルキアとの関係が近くなれば、必然的に白哉も一緒に接近してくる。あのクリップで髪はさんでる?みたいな髪形は、地位身分の証であることは原作読んで初めて知った。
 特に序盤は無敵な強さ。この髪にクリップついてる頃の朽木は、実力も顔も着物も刀の構えも、すべてにわたってパーフェクト。もちろん目元アップだけでも迫力があり、風格もある。
 実は朽木白哉の死んだ奥さんがルキアの姉だそうで、その縁で朽木家に養女に迎え入れた。え〜死神の世界に死ぬってなに?(@o@)でわでわそれはルキアはゆくゆくは姉上の代わりに白哉のお嫁さんに??(@o@)……という想像もふくらむエピソード。
 でも最終話クインシーのボス編のあたりにくると、朽木白哉は目立たない。え?これが白哉?というかんじ。多分作者の思い入れなり関心が、他のキャラへ移っているんだろうな。白哉の作品における地位が下がっているということは、それは同時にルキアにも影響していると思うんだよね。あれ?逆かな?ルキアの地盤沈下が白哉に影響しているのかも。

銀城空吾
 不思議なことに、この人物は私はちっとも好きでない、にもかかわらず印象に残っているのは、ひとえに絵に理由があるとしか思えない。顔形。表情とか。なんだろうな、こういう絵の訴えるもの、言葉では説明できない。キャラの好き嫌いとも関係ない。先生は何か思い入れをもって描いていたのだろうか。

卯ノ花八千流
 実は剣豪だった卯ノ花隊長。突然出てきたこの設定はおそらく後付けだと思うが、にもかかわらず説得力をもって読めるのは、もちろん絵の力だ。美しく強いのは、体や髪や着物の動きだけではない。卯ノ花の内なる何かを、まるで能面を打ち出すように、表情の乏しい顔の造形に反映させている。

ウルキオラ
 私はアランカル編がおもしろかったと思うけど、それは多分アランカルの見た目の印象だと思う。白い衣装もなかなかに出来がいいが、頭部のどこかにドクロの一部をはりつかせて、それぞれに個性を持たせてるのもいい。
 ウルキオラは途中で一護と一緒に外見がチェンジしていく。あの世の果てまでいってしまいそうな外見だった。
 愛染の変身よりウルキオラの方が美しくよかったと思う。
 
ユーハバッハ/残月
 女子供だけでも話は書けるかもしれないが、おっさんキャラがしっかりしていないと、なんとなく嘘臭く薄っぺらくなってしまうものなのだ。
 BLEACHには、大人の男が大勢出てくる。それらは一護が死神になるよりずーっとずーっと以前からそこにあって、がっつりと世界を支えていた。おっさんキャラの重みとはそういうものだ。そういう重たい物を背負っている敵に挑むことが、作品を固くと大きく見せているのだ。
 一気読みしたとき思ったけど、その時々のシリーズで、必ずがっつり描き込んだおっさんキャラがいて、そこに作者の何か思い入れのようなものを感じた。それは多分人物の内面というより、物語りや世界の奥行きみたいなものが反映されているんだと思う。ユーバッハも私は好きなキャラではないけど、登場時おお…っと何か印象に残るものがあった。
 その外見を維持しないで、途中で変わってしまうのは何か意図するものがあったんだろうけど、もったいない気がする。

感想文はまだつづくのだ。

Comment

(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://birdscramble.blog116.fc2.com/tb.php/2057-81316069
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

ブログ内検索

カテゴリー

プロフィール

正岡

Author:正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。
■リンク、コメント、トラバ、ご自由にどうぞ。相互リンク歓迎。拍手コメントは全非公開&レス無し。お返事して差し支えない内容はコメント欄へ。
■ツイッターへのフォローやメッセージなどもご自由に。http://twitter.com/MasaokaYaoi

おともだちリンク

ブログランキング


ブログランキング・にほんブログ村へ

最近のコメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Copyright © 正岡