ドラマリーディング日本名作選「それから」

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声の優れた俳優によるドラマリーディング
日本名作選 第一弾
「それから」
 
2016年3月11日 於紀伊国屋サザンシアター
出演/小西克幸 下田麻美 関俊彦 阿澄佳奈

 3月8日〜13日にわたっての七回公演。梶裕貴さんを主軸に企画されてて、そのうちの2回を小西さんが出演している。他の出演者も固定ではなく、上演日によってさまざま。私が見に行ったのは小西主演回の日。

 私は正直いって漱石が特に好きというわけではなく、ただ単に小西さんのドラマだか朗読のイベントがある!コニタンボイスが生で聞ける!それもトークショーとかじゃなくて、台本持ってやる仕事! という動機で行きました。

 感想。小西ファン的には、すごい満足なイベントでした。
 夜7時に始まって、終わったのは8時45分ごろだったかな。映画1本分の台本をえんえんと4人が読み続ける。ただ原作文をそのまま読む朗読ではない。ドラマのようにセリフをやりとりする場面もあり。舞台セットや照明の変化、効果音もあって、視覚から情景を盛り上げる部分もあり。
 配役は主人公は小西固定で、他の人物のセリフは他の3人でふりわけて担当して、本文二当たる部分はそのときどきの状況で4人で分担。
 声優ファン的満足のいく出来だったと思う。コニタンボイスを堪能。

 「それから」という題材的にはどうなのか?
 私は漱石は中高生の頃に一度目を通して、それから息子の読書感想文のお手伝いで読み直した程度で、内容をさっぱり思い出せなかったところをみると、あまり興味はないらしい。その程度の読者として感想。
 「それから」的には、コニタンの主人公はちょっとかっこよすぎるのではないか?(^_^;)
 声量がたっぷりとあり、声がステキ。悩める主人公?にしてはちょっと魅力的すぎる。亭主を裏切る?人妻こそ正義!(^_^;)
 これはディレクションの裁量だと思うけど、主役になにがしかの力がないと観客は長時間ついていけないから、観客に見せる舞台としてはこうあるべきものなんだ、と思う。主役で一番読むところが多いのに退屈男では、1時間半持たないよな、ライブってのはやり直しきかないから、がしっと聴衆をひっぱっていくのは主役の役目なのね。
 座組が違う他の日はどんなだったんだろう? 私は一回しか行かなかったですが、同じ小西さんが主役回でも共演者によっていろいろ印象は違っただろうと思うと、あと一回も行けばよかったのかな。

 「それから」のお話の感想。
 私は、一番もやもやするのが女キャラなのね。漱石自身は男だから、女が何を考えているのかは踏み込んでいかない。
 女は、何か目の前であいまいなサインは送って寄越すが、それ以上こっちに来ない。イエスノーも言わない。たしか、「三四郎」もそんなだったような。主人公もヘタレなんだろうけど、女も負けずにヘタレだったですね。

 今回は第一弾となっていたので、もしかしていずれ第2弾で古典文学をやるのでしょうか。
 ご縁がありましたらまた。コニタンが出るなら私はまた行きます。原作本のえりごのみはしません。


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