戦隊今昔

(今、特撮脳になってるのでごめん(^_^;))

 戦隊シリーズは今年の「動物戦隊ジュウオウジャー」が記念の40作目だそうである。40周年ではなくて、40作目というのは、実はゴレンジャーは2年間放送しているのと、スパイダーマンは他国原作だからカウントしないので1年ブランクがあることになるとか、いろいろ事情があるようなのだ。
 今はゴレンジャーから戦隊物としてカウントすることになってるが、バトルフィーバーから、あるいはデンジマンから、としていたこともあった。今日みんなが良く知ってる戦隊もののフォーマットができ上がったのはデンジマンの頃なので、最初から戦隊物という企画ありきで始まったわけじゃない。また東映まんがまつりからはぶられていた時期もあり、子供向け特撮番組の歴史も浮き沈みはあったはず。(私は途中見てなかった時期もあるので良く知らない。)
 そんな戦隊シリーズをふりかえるぞ。

主題歌を全部通しで聴くとわかること
 今更ゴレンジャーから全部見直すのは面倒くさいので、とりあえず主題歌OPとEDを全部そろえる。これを古い順から聴いていくと、戦隊シリーズ40作の全貌がある程度わかる。
 過去に全曲集がいくつか出ていて(私の持ってるのはシンケンジャーまでのやつ)、あとは足りないのを買い足すだけだ。
 戦隊主題歌の特徴はこんなかんじ?
・ゴーグルファイブまでは宙明節。
・OPは戦隊名の連呼
・EDはダンス曲?
・時代により流行りの歌詞の変遷がある

 でも、EDがお約束のダンスナンバーになったのはわりと最近、ここ10年くらいのことかと思う。それ以前は、勇ましいOP曲に対してバラードだったり、OPで紹介しれなかったオモチャの販促やヒーローの日常や世界観を紹介する映像ともに流したものだ。

 固有名詞についていは、仮面ライダーはそれがはっきり歌詞に出てくるのはアギトまでで、それ以降は知らない人が聴いたらなんの歌かわからない。
 青少年にはアニソンを人前で聴くのがはずかしい時期というのがあってだな(^_^;)、それは私も体験的にわかる。主人公の名前をずばり言わない、いめえじソング的なの方がおしゃれでかっこいい的な。大人になってしまえばそんなこと思わなくなるんだけどね(^_^;)
 この点、就学前の子供を対象にしていることがはっきりしている戦隊は、初代からから最新作まで、必ず戦隊フルネームが歌詞に出てくる。だから初めて聴いても何の歌なのかはっきりわかる。大人になるとそれがかっこいい、ってわかるようになるのだが。

歌詞の変遷と戦隊のありよう
 それでゴレンジャーから一気に通して聴くと、歌詞の流行りすたれというものがあるのがわかる。
 昭和のころは「正義」「平和」「力」「勇気」がキーワードだ。正義のために立ち上がった、選ばれし5人の戦士、地球の平和を守るために、悪を倒すのは俺たちにまかせろ。
 動物モチーフの最初の戦隊は多分サンバルカンだが、動物を愛する動機からではないぞ(^_^;) この頃の戦隊はレンジャー部隊や国軍などの出身、あるいは他の惑星人の子孫で潜在的な能力が備わっているとか、戦いの専門家だ。TVの前のよいこ達を守ってくれる強い大人のお兄さんたちだ。
 途中から、「正義」「平和」「悪」の単語が聞かれなくなる。
 今時の戦隊ソングは「夢」「希望」「未来」「命」あたりがトレンドワードかな。歌詞をしらべて統計をとったわけではない、私の印象だけど。
 具体的に戦隊が守るものは「命」。「夢」「希望」「未来」はテレビの前のよいこたちのものだ。だから歌詞を聴いても、何と戦っているのかはわからなかったり、もしかして自分探しの旅かもしれない。(もしかして仮面ライダーもそういう傾向かも)
 実際ドラマをみるに、戦隊の結成動機も多彩になり、私的な義勇軍の方が多く、長官や隊長がいるような公機関的な組織立った設定ばかりでない。

変身と名乗り
 仮面ライダーでいうところの「変身!」に相当する掛け声と共に変身ツールをかかげ、5色カラーの姿になる。そこで5人が一人ずつ順番に自己紹介ををするのを「名乗り」という。これはwikiにも書いてある通り、歌舞伎からきている。「隠密同心」も同じ作法が出てきて、しかも隠密同心の方が放送は先なので、つまり横並びで名乗るというのは時代劇、さらにさかのぼって歌舞伎にルーツがあるということなのだ。もし誰かに「名乗ってる最中に攻撃されてしまうではないか」とつっこまれたら、「ジャパニーズカブキスタイルである」と説明すればよろしい。
 またこれは仮面ライダーも同じだけど、変身するとき、そして名乗ったときのキメポーズがある。そして5人そろってもう一回キマポーズ。多分これも歌舞伎から来てるお作法である。
 40年になんなんとする戦隊の歴史の中で、名乗りのない戦隊もあったかと思う。
 また名乗りにしても、
・「○○レッド!」「○○ブルー」と名前だけで、最後に「○○戦隊×××」型
・「形容詞+名詞 ○○レッド」のような肩書きまで名乗り、さいごは「○○を××する○○戦隊×××」形容詞付型
・5人あわせてひとつの文章になるような名乗り型
などいろいろあって、それは毎年違う。

 昭和時代は必ず高いところに並んで変身して見得をきったものだが、最近はわりと低いところで変身して名乗る。
 変身には、装着型と変態型があって、戦隊は多分装着型の方が多いと思うが、今年のジュウオウジャはボディまるごと変態のようだ。
 戦隊は実は初期から強化スーツとヘルメットという設定があった。(ジャッカ電撃隊は改造人間なので装着変身じゃない。)変身原理を子供にもわかるように、いろいろ工夫して設定していたのだ。意外にそこはちゃんとしてるというか、子供だましでごまかすみたいなことはしてない。

 ロボットはオマケくらいに思ってみているが、昔はミニチュアによる合体シーンが見せ場だった。改めてCGのない時代のメカシーンを見ると、けっこう感動すると思う。

映画になった戦隊とライダー
 ながいこと東映まんがまつりからもはぶられて、再び劇場版がおめみえしたのはガオレンジャーのころだったかな。
 今日、夏、冬、春、と3回も4回も戦隊とライダーのために映画館にいくことになったのは、あのときガオレンジャーとアギトの映画が成功したからだ。それ以前の特撮映画というと、いや……タイトル名はあえてあげないけど、あれとかが失敗したからじゃないかな。出来不出来じゃなくて興行成績がふるわなかったという意味で。特撮ヒーローは客が入らないと思われていたわけだ。
 そんなわけで、これからも戦隊とライダー映画が続いてほしいので、新作が出るたびに映画館には欠かさずかけつけているのである。

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