ワンピース歌舞伎 ちょっと思い出語り

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本邦初?歌舞伎でメイン看板がマンガ家の絵!

 一週間以上前のことなのに、まだ胸の内に何かくすぶっている。来月また行くと決まっているけど、待てない気持ち…
 この、なんか、非日常感というか現実に戻れない感が、歌舞伎つまりは演劇やライブというものなのね。

ワンピース歌舞伎
 この劇の題名は「ワンピース」です。なぜ、ワンピース歌舞伎といわれるかというと、単にワンピースで検索すると、原作、アニメ、グッズ、アトラクション…婦人服の通販、洋裁…ありとあらゆるワンピースがひっかかってしまうので、どうしても歌舞伎の文字を入れないと不都合なの。あと、スーパー歌舞伎セカンドも長いし、表記もセカンドとかllとか。情報拾うにはワンピース歌舞伎が一番わかりやすいのね。

スーパー歌舞伎←→古典歌舞伎
 私が初めて劇場で生で見た歌舞伎は、いわゆるスーパー歌舞伎でした。三代目猿之助「新三国志」。スーパー歌舞伎という名前は聞いたことがあるけど、それって歌舞伎のライト版?ちょっと格落ち?みたいな先入観はあった。ところが実際見て速攻ではまってしまい、
「ここに出ている役者の本業は古典歌舞伎だよな。じゃあ古典歌舞伎も見てみたいな」
と歌舞伎座へ。(それまで歌舞伎座がどこにあるかすら知らなかった。)古典歌舞伎はスーパーとは別ベクトルの破壊力があって(^_^;)、けっこう下世話でトンデモだったりして、文化教養芸術みたいなイメージがまちがってたのを知りました(^_^;)
 このたび、スーパー歌舞伎の題材に少年マンガを持ってきたことについて、私はすごく良い攻めポイントだと思うし、むしろ遅すぎるくらいに思う。お江戸の流行りものを上演する、ってのは江戸時代の芝居では通常運転だったはず。マンガがいかに社会的地位が低いかということもあるんだと思うけど。ようやく松竹の偉いオジサンたちが、そうだ!マンガを歌舞伎にしよう!と考える時代になったのか。そこいくと宝塚がベルばらを上演したのは1974年だから、ヅカの方がフットワークが軽いのね。
 スーパー歌舞伎が新たな観客をとりこむ間口になりうるのか?ということについては、私自身をサンプルに考えると、スーパー歌舞伎は古典歌舞伎への入り口だと思う。でも、ワンピース歌舞伎おもしろかっただけでは、じゃあ次に古典歌舞伎に行こう!にはならないかもしれない。そこは、そう、「ボンちゃんをやった坂東已之助って、イケメンサンジの中村隼人って、本業の歌舞伎ではどんな仕事してるの?」って思った人は、古典歌舞伎を見に来るんじゃないかしら。古典の演目が面白いかどうかなんて見たことないからわからない、でも役者が目当てなら、見る動機はそれで十分だよね。歌舞伎の入り口は、まずはそこかな。

白塗りのルフィはかわいい
 来月二回目の観劇行くんだ〜(〃▽〃)(友よ!誘ってくれてありがとう)高額チケットだから1回でいいかと最初は思っていたけど、登場人物は多いし、仕掛けもお話もてんこ盛りすぎて、やっぱり一回では全部見れてない。あそこはどうだっけ?あれはどんなだった?記憶がはっきりしないものが多い。(←脳の老化(^_^;))
 次は、ルフィの物語として見ることが、私の課題のようだ。このあいだは、だから派手な演出とか衣装とか仕掛けに気をとられて気が散って、お話にどっぷりはいってルフィになりきってない。
 白塗りのルフィってどうなんだろう?
 歌舞伎で白塗りは、正義の主人公、若い男、イケメン、少年、そして女、などを表す記号だ。でもゾロ、サンジ、エースは白くない。この3キャラについては歌舞伎の白塗りルールは適応外なのだ。
 ルフィは、この白塗りのおかげで衣装以外は原作絵の印象から離れて見える。エースとの絡みだと、そのあたりの対比がかなりはっきりあって、「あいしてくれてありがとう」コーヒーにのっかったミルクポーションのようだった。
 そして、実際にはだいぶ年下の役者相手に、猿之助は弟の芝居をする。……不覚にもなんかちょっとかわいいと思ってしまった私は、何か間違っているんだろうか?(^_^;) ワンピのアニメで(原作はちゃんと読んでない)ルフィをかわいいとか思ったことなかったから、これはけっこう動揺した(-_-;) 声優違いのワンピース見てるみたい。変なたとえだけど、田中真弓じゃなくて、福山潤の美少年キャラに置き換わったルフィ…みたいな。
 次はちゃんと心の準備をして、動揺しないで、ちゃんと見てきたいです。

歌舞伎は高いか?
 一等席が16500円。歌舞伎座の一等席は18000円です。
 歌舞伎はだいたい休憩2回はさんで、4時間くらい劇場にいることになるので、普通の舞台公演を続けて2本見るような感じだから、1時間あたりで考えると特別高いわけじゃないのね。ただ一度にどーんと出費になるので、それは痛い。そして劇場にいる時間が長いので、好きな役者の芝居でぱ〜っと舞い上がって、お土産買ったり舞台写真買いあさったり(^_^;)するのもアブナイ。
 ちなみに、今週私が行く「金色のコルダblue sky」イベントは、スタンディング7800円。おみやげつきプレミアム席は13800円だぜ。2回公演とはいえ、けっこうコルダは強気よね。
 歌舞伎のいいところは、客席でお食事できるところ。私は弁当持ちで行ったこともある。そして幕間は客席で写真とってもいい。以前、ネオロマの時、始まる前に席から写真とってたら(今日はこんなお席です的な)係員に注意されてしまいました。え?だめなんだ?(^_^;) 知りませんでした。幕間が写真タイムなのって、歌舞伎ルールだったのね。

そろそろ猿之助の古典歌舞伎が見たい
 来年3月4月と、大阪博多にワンピ歌舞伎は行く。
 猿之助のふつうの?歌舞伎はさらにその後なのね。
 歌舞伎座にいつ出るのかなあ、と以前は思っていたけど、よく考えたら歌舞伎は確実にチケット代高いし(^_^;)、新橋明治座の方がいいのかな。でも沢瀉屋一門そろって、以前のような興行がまたやれるといいのに。


Comment

2015.11.22 Sun 23:04  |  (一方的に)お久しぶりです

はじめまして!私もワンピース歌舞伎に行って感動した者の一人です。猿之助さんのルフィ、最初だけおいおい真っ白やん!と思いましたが、アマゾンリリーに飛ばされたあたりからどんどん可愛く見えてきました。

実は私の方は初めましてではなく、正岡さんには10数年前に映画会社の会議室(だったかな?)で開催されたオフ会でお目にかかったことがあります。その時はお話などはできず、私が一方的に「このお方があの掲示板やMLの正岡さん!(感激)」と思って遠くで見ていただけなのですが。その当時の書き込みに同人活動や野球ファンだったことが書かれていて、勝手に部活の伝説の先輩のように思ってました。

その後も「松田龍平映画館」は時々見させていただいてました。歌舞伎を(生半可に)見始めてからも、「正岡さんの正岡って歌舞伎の政岡と関係あんのかな」など、何かにつけて思い出しておりました。

澤瀉屋一門だけでの舞台は段治郎さん主演での「ヤマトタケル」しか見たことないです。歌舞伎座で『夜叉ヶ池』は見たけどスーパー歌舞伎の中での段治郎さんというか月乃助さんをもっと早くから見たかった…途中で舞台鑑賞から離れた時期もあるのでそれも悔やまれますが、しょうがないですね。とりあえず衛星劇場でいろいろ放送あるようなのでそれを心待ちにしつつ、明日私もまたワンピース歌舞伎見に行きます。

2015.11.24 Tue 15:48  |  どうもです

えーと、それは多分世界の大島的な映画のあの頃ですね?いや、私年甲斐もなく暴走するやつで、いろいろとお恥ずかしいことです(^_^;)

そうなんです。あの映画のちょっとあとくらいに「新三国志」だったのかな? 正直、亀治郎にはまるとは、その時の私には想像もつきませんでした。
さらに「ワンピース」なぜこんなに面白い?
人生何があるかわかりません。

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