ワンピース歌舞伎

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今日の戦利品。グッズ自重(^_^;)11月にまた行くから

スーパー歌舞伎ll「ワンピース」
 10月12日(月)夜の部 於新橋演舞場

 さっそくですが、行って参りました! 席は2F1列中央ブロック、つまり前を遮るものがなにもなく上も下も見渡せる御大尽席。しっかりと見て参りましたよ! 昨日はおなかいっぱいで死んでいたので、ようやくちょっと落ち着いて観劇記録と感想文などを。

 ワンピースの歌舞伎公演が発表されたのは約1年前、昨年12月のジャンフェスでした。実際はもっと前から動いていた企画なのでしょう。年明けの浅草歌舞伎で坂東巳之助が口上でワンピース歌舞伎の話題を出していたそうで、それで何となく巳之助はワンピに出るんだ?(@o@) 福士誠治は猿之助が公言していたのでこれも確定だろう、あと誰が出るんだろうなあ?というのが、始まる前の私のわくわくでした。
 マンガ原作を歌舞伎舞台にってだいじょうぶ?……ということについては、私はまったく心配してなかったです。歌舞伎って実はアートから下世話やエロまで何でもありなんです。少年ジャンプなんてむしろぴったりの題材。今までやらなかったのが不思議なくらい。
 疑問だったのは、衣装や髪はどうするのか? なんちゃって江戸時代に翻訳するのか?でもそうすると誰だかわからないキャラ続出だよな?でも原作どおりの外見なんて無理じゃない? 音楽は?セットは? いろいろ疑問が尽きなかった。それがとうとう明らかになるのだo(^-^)o

一行感想
 前々から私、言ってるじゃないですか。歌舞伎は見る遊園地! 感動と衝撃の爆盛り体験は劇場で!


(↓ねたばれ感想ですよ)



(この感想文は10月に一回見た時点の感想です。来月は言うこと変わってるかも(^_^;))



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定式幕風の緞帳(上から降りてくる幕)
スーパー歌舞伎や新作歌舞伎では定式幕は使われないのです

キャラ造形はいろいろ

 まず衣装の話だけど、スーパー歌舞伎が古典歌舞伎と違うのは、衣装や舞台装置や音楽なんかに今あるものを何でも使えること。ええ?そうなんですか?古典歌舞伎だと新素材は自由に使えないんだ??(@o@)ていうのは、私は歌舞伎を初めて見聞きした頃に驚いたことでした。スーパー歌舞伎だとそういう制約はないので、きんきらきん、テカテカ、電飾ぴかぴか、なんでもありなのです。だからワンピースもマンガとそっくりのコスプレ衣装でいくのかな?と思った。でもそれじゃあフツーの劇団でいいんじゃないの?わざわざ歌舞伎でやる意味は何?やっぱり何かを歌舞伎に変換するんだよな?でも誰だかわかんないような衣装じゃ、ビジュアルが魅力のマンガ原作の意味ないよね?うーん???
 そして、その答えは……和風と原作準拠といろいろ混在でした。
 白ヒゲのように、歌舞伎からそのまま出てきたような古風さ。
 エースやボンクレのように、原作の見た目の印象とほとんど落差がない。
 イナズマとかハンコックの姉妹のような、和と原作のミックス。え?これそうなんだ?わかるけど…おお…
とかいろいろ。
 当然初日までにはいろいろなアイデアが出たりひっこんだりしたんだろうか。
 原作と一番印象が違うのは、主人公のルフィかな。原作に寄せてるようで何か違う。これは悩みどころだったかもしれない。白塗りなのは、歌舞伎では正義の主人公のお約束だけど、ハンコックと二役やる都合もあると思う。少年ジャンプには強いヤツほど軽装(^_^;)というお約束表現があり、主役がばっちり着飾って出てくる歌舞伎ヒーローとはそこはちょっと違うかも。髪形も含めてどんなルフィーをこしらえるのか、見るまで想像つかなかったし、見終わった今でもなんだか正解はわかんないです。

スーパー歌舞伎な大仕掛け
 これは、大きな劇場で予算をかけられる劇団の特権だよね。
 スーパー歌舞伎を見たことがあるから、多分あれとかあれは見られるだろうと思っていたけど、本水使った滝の大きさにはびっくり(@o@)。しかも水量も多いし、プールもでかい。あれはさすがにすごい。さらに滝の中で階段落ちとか、ええあぶなーい、千秋楽まで誰もケガしませんように。
 そして宙乗り。サーフボードで劇場斜めに上昇していくのはわかっていたけど、あの姿勢を維持してるのはけっこうきついのでは? あっあのクジラは何? 舞台の背景だと思っていたら、客席にせり出して上昇してくる?CG?と思って目を疑った(^_^;)
 そして船だけどさ船。最後のシーンだけのためにわざわざライオン頭の船。大きくて立派。
 二階、三階から見るとよくわかるけど、背景は映像で表現しているものが多く、場面のきりかえも超速かった。

男の好みは猿之助様と似てるのかしら
 福士エース誠治が超かっこよくて、外見だけでほれぼれです(〃▽〃) 原作知らないのでどういうキャラかわからない?いや、外見かっこいいだけで十分です。(きっぱり)あとは見てればわかります。
 福士誠治という俳優は、私はドラマや映画をあまりみないヤツなので、初めて名前を知ったのは亀治郎が主演した正月のドラマ「おんな太閤記」の時でした。もっと以前に見てるかもしれないけど、名前と顔をはっきり記憶したのはこのドラマ。なんだろうなあ、ド派手な役じゃなかったんだけど記憶に残ったのは、やっぱり演技力なんだろうか。その後、亀治郎の回に出演して、それから前回のスーパー歌舞伎セカンドにも出演してるのは、猿之助様もこの役者はいい!(`・ω・´)と評価してるからでしょう。あたしもいいと思ってました、四代目。私、四代目と男の好みが似てるのかも(〃▽〃)顔ももちろん好きです!
 歌舞伎枠の外からの出演者は、すいません浅野和之も私はよく知らない俳優だったけど、前回も出演しているし、今回は三役とかさすがの貫録です。嘉島典俊は風林火山からのご縁ですよね。ブルックは…ちょっと気がつかなかったです。すいません来月また見ます。市瀬秀和は追加出演情報で名前が出たわけなんですが、青雉クザン? ウソップやチョッパーも追加で名前があるけど、なんかみんな男前ですよね。なんか好きなタイプの顔ばかりだ。

巳之助、輝いてるよ(〃▽〃)
 むぎちゃん!あたしよっ。おおおなんかマンガが立体化した?
 今回、已之助は大活躍。已之助は猿之助よりも一回り年下で、歌舞伎では二十代はぽっと出のぽっと野郎扱いなので、正直こんなにいっぱい活躍するとは思ってなくて、なんか衝撃を受けてしまった。若いから体力あるっていっても、三役ともすごい動くじゃないですか、しかも印象が全然違うし。彼は今年亡くなった坂東三津五郎の息子で、要するに御曹司の一人なわけなんだけど、もちろん猿之助のオファーもあったんだろうけど、ほんとうにワンピに出たくて出たんだね。ボン・クレーは已之助の代表作になってしまう?くらい衝撃的だったけど、私はゾロのオニギリが超かっこよくて嬉しかった。
 そして中村隼人は実は私は舞台で見たことがないかもしれない。サンジのこしらえ写真が出たとたん、ネットで写真が拡散したくらいで、見るの楽しみだった。隼人って歳いくつだっけ?と思って調べたら21歳? もちろん若い人はどーんと水飛び込んで! これで名前と顔が一致したので、これから楽しみ。
 市川男女蔵がスーパー歌舞伎出るとは思わなかったよ!ワンピ歌舞伎で見れてうれしい。
 舞台には出てないけど、稽古には見学に来てたという俳優のうわさも聞くに、やっぱり若い世代の歌舞伎俳優はみんなワンピースには出たかったんだろうなあ。上演冒頭のナレーションが中村屋兄弟なのも、もしかしたらスケジュールさえ許せば出演したかったのかもしれない?……などと妄想してみた。

私は三幕目が好き!でも書き直すなら三幕目かなとも思う
 御話の内容について。
 ワンピース歌舞伎は三幕構成で、
・一幕目は麦わら海賊団の名乗り〜戦っているうちに散りじりに〜ハンコックの国。
・二幕目はエース救出のために監獄の島へのりこむ。
・三幕目は海軍vs白ひげ海賊激突〜エースの死。
 二幕目はロッキーホラーショー。本水のバトル。宙乗り。で超盛り上がるところで、多分みんなここで気持ちがハイになって、幸せになれるのさ。でも私は実は三幕目が好き。戦いと友情努力勝利は、一幕目でも二幕目でもあるけど、やっぱり三幕目は命がかかった鬱展開で、その重々しい圧迫感がいいの。
 友情、努力、勝利…のはずが、エースはここで死んでしまう。
 それで、このあとのお話の流れなんだけど、ルフィは第一幕の最後あたりからエースを助ける、エースのところへ行く、といい続けてきて、結局エースは助けられなかった。このどん底から、どう浮上してエンディングに持っていくのか。私はここは「仲間がいるよ」で、もうちょっとすっきりまとめた方が良かったんじゃないかと思うんだ。原作とちがってしまうかもしれないけど。
 そのへんは、来月また見に行って感想をまとめようと思う。
 いろいろてんこ盛りで、私、目移りして、肝心のルフィをちゃんと見てない感じがする。このルフィってどうなの?
 原作もちょっと読んでみようかな。(うちにある(^_^;))原作を知らないで見ても、おもしろい。知ってて見たら印象も違ってくるのかな。
 来月につづく。

to be comtinued....



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