BLCD「私説三国志 天の華・地の風」
(アスコルト公式)http://comic-house.co.jp/ascolto/lineup/0019.html
私は、魏延は絶対コニタンと決めているんで(`・ω・´) 違う人で続編が出る前にとりあえず感想を。
私は、この原作本はきっちり読んだことはありません。JUNEの連載時代に読んだはずなのですが、全部きっちり読んでいません。最終回どうなったのかも知りません。なので、原作本の内容はしってるけど、未読。です。
はい。感想です。
BLCDといっても、はっきりいって三国志知らないと「ここはどこ?わたしはだれ?あなたは何してるの?なんのこっちゃいな????」で、さっぱり意味がわからないと思います。コウトウ?ケイシュウ?ジョショ?ショウカン?耳で聞くだけだと厳しい。
お話は赤壁のところだけかと思ったら、周瑜が死ぬところまでなので、意外に長い。Hシーンが短いわりに、話は長いのだ。三国志的にはいろいろはしょってスキップ展開で、あれ?今話はどこすすんでる?なのに。
そしてあくまで三国志なので、攻めと受けがラブラブになって終わるような結末があるわけがない(^_^;) ですよね。
そんなBLCD面白いですか?
私は面白かったです。
これはね、BL以前に、やっぱり三国志のCDだと思います。
三国志の人物描写を、出番が少ないながら劉備、関羽、張飛や超雲がちゃんと三国志キャラで芝居しているところもなかなかの聞き所だし、置鮎さんの周瑜、かっこいいですね。他の人と絶対に声がまざらない、他の野郎武将から声が浮き上がって聞こえる置鮎ボイスで、Hシーンが文語体ですよ。かっこええ(〃▽〃)
文語体のHシーンが萌える人はぜひぜひ。
そしてこの古風な時代劇っぽい雰囲気を壊さない、しかもHシーンでもですよ。ヒロイン石川英郎孔明。
ナレーション堀内賢雄は、特徴があって好きな声なので、最初ちょっとじゃまでした。でもお話が進行しているうちにきにならなくなって、むしろ古典ぽい荘重な雰囲気を作っててそこが良かったです。
このCDはそこがすごいわけなんです。
BLというのは何でもありなんです。
一番印象的だったのは、周瑜の死ぬところかな。孔明の手紙、目がかすんでもう読めない。家臣が音読する文語体のお手紙、なにいってるんだかわからんわい(^_^;) でも置鮎周瑜の演技でそれはわかる。このシーンが特に良かった。
これのCDが発売したのは2011年のことでした。続きはいつ出るのでしょう。私は絶対魏延はコニタンで心に決めていたので、一消費者がそんなこと言い張ってもしょうがないけど、コニタンでCD出たらまとめて感想書こうと思っていたのに、待てないので感想書いてしまいました。
でも面白かったです。
JUNE連載当時、人形劇三国志の頃なので、もちろん孔明の声は森本レオで読んでいました。(脳内音声)
他のボイスも人形劇の声で読んでたと思います。
魏延はちょっと人形劇の印象とは違うし、三國無双とも違うし(^_^;) 今作るならこの役はコニタンしかない(`・ω・´)キリッ 絶対すぐ次が出ると思ったんだけどなあ。まだあきらめずに待ってます。