王家の紋章 19巻

メンフィスのキャラクター解釈について
 ドラマCDのキャスト。メンフィスはなぜ梶なのだろう。なんかそれ違うんじゃない?というのが第一次感想。
 アイシスが朴璐美姉御で、イズミルが櫻井……までは、ああ、なるほどなあ…なかんじの配役。それとのバランス的にメンフィスに梶は少し役者足らずじゃない? アイシスの方が偉そうで強そう。ギャラや経歴的な意味でも。(櫻井のライバルっていうと、ランク的にはジュンジュンあたりかな)
 いやもっとも、声優にはスケジュールというものがあるから、キャストの候補は何人もいたはず。もしかしたらメンフィス役声優がだめになって、ジミーかウナス役だった梶がスライド登板とか?……なわけないじゃない。梶さんは売れっこ声優さんですよ(^_^;)
 メンフィスって、どんな声?
 つまるところ、メンフィスってどんな男?どんなイメージ?という解釈の問題か。
 キャスト発表前からキャスト予想みたいな声はTwitterとか大型掲示板とかでも拾った。王家ファン、メンフィスファンが抱いているメンフィスのイメージ、実は個々にバラバラなのでは?と感じた。
 メンフィスというキャラクターは、長い連載の中で外見は多少変化している。序盤は少年王だが、昨今はファラオ無双である。身長は連載当初は覚えてないけど、今はだいぶ高い。言動は少女マンガにあるまじき過激さだけど、絵柄はど少女マンガ絵で、マッチョどころかスレンダーで、長髪きらきらキューティクルちゃんである。
 こういう絵柄(非現実的な)の男の声って、どんな声だと思う?
 CDの制作スタッフは、梶裕貴だったわけだ。
 いろんな人があげた名前を見るに、低音俺様ワイルド系から、もっとフェミニンなイメージな人もいて、もしかしてファンが抱くメンフィスのイメージって、けっこう幅があるのでは? これに対して、イズミルのイメージは、クールな脇役系ということで、誰でも差がない印象なのだが。
 大昔、一度神谷明のメンフィスでドラマレコードになった。その時の印象は「なんか違う」だった。これはメンフィス王子であって、メンフィス王じゃない、と私は思った…という話は前にも書いた。でも「ウラシマン」というアニメでクロードをみて
、この神谷明ならメンフィスにぴったりだったのに、などと思った。神谷明ボイスだっていろいろあるんですよ。だからつまり、あのときメンフィス王じゃないと感じたのはミスキャストだからじゃなくて、ディレクションの問題だったのだ。
 じゃあ、今回も音監はメンフィスを、ど少女マンガな絵柄の、キューティクルちゃんな長髪美少年キャラに合わせてくるのかしら。
 この解釈のずれはどこからくるかというと。ぶっちゃけメンフィスが受けが攻めかの違いだと思う。これだけで候補にあがる声優がだいぶ違うはずだ。メンフィスファンの解釈のちがいは、そこだと思います。どっちが正しいとかはないですけどね。
 うーん、わしは、受けのメンフィスはいらんなあ〜(-_-;)


王家の紋章 19 (秋田文庫 17-19)王家の紋章 19 (秋田文庫 17-19)
(2011/07/08)
細川 智栄子、芙~みん 他

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イズミル王子おひさしぶりー
 火山島でよりによってイズミルと出くわしてしまうキャロル。活動中の火山の危険地帯から脱出できたのは、ラッキーなのか微妙なところ。
 イズミルの家臣たちはさんざんやめろと止めたのに、船沈められるわ、火山島をうろうろするわで、イズミルだってもちろん命がけ。ただキャロルを探すのが目的なんて、はっきりいってバカなのか。イズミルはヒッタイトにとって必要な男のはず。もっともヒッタイトの王子は一人じゃないのかもしれないけど(^_^;)、王位継承の第一にいる(多分)王子はもっと自重してほしい……とイズミル付きのおっさん家臣は思っているはずだ。
 ミノア王宮の宴席でのイズミルもうざかったけど、相変わらず人の話は全然聞いてない男。こんだけキャロルにつっぱねられているのに、まったく凹んでないどころか、ほっぺに斜め線入った顔で自信満々に迫る。
 自分がふられた、という認識はまったくないのかもしれない。
 このあと出てくるミノスがメンフィスに対面するシーンでも思ったけど、この種の高貴な人種の男は、男の強い順に女をとるのが道理と思っているのだろうか。だから権力や地位をかさに女を脅すのも当然の権利どころか、最高の求愛行動くらいに思っているのだろう。
 アトラスも「私を裏切った姫よ」とか怒り狂って、いつのまにかキャロルと相思相愛だったつもりになってるし。
 つまり、このタイプの男は一度顔を合わせて会話したら、「はっ、ナイルの姫が俺を見て声をかけた。やはり俺に気があるのか。ならば妃にしよう」という思考回路なのだ。一般人の男でも美女を目が合ったら「俺に気があるかも」くらいのことは考えるわけで、王族クラスになるともうちょっとかっとんでいるのだ。

メンフィス、クレタ島に現れる
 今回はメンフィスは早めのご出座である。
 早めに出てくれば問題がすっきり解決するかといえば、そういうものではない。キャロルと遭遇するのは当分先の話で(^_^;)、ここからすれ違いドラマのような展開に読者がそわそわさせられるだけのことだ。
 キャロルとは別に、メンフィスも移動しながらさまざまな人物と遭遇する。
 洋上でリビア王の船とすれ違う。すれちがっただけなのに、何故かうれしそうなリビア王は、実はメンフィスファンだった? 娘のカーフラがすげなく振られたことは知らない? これからまた出番があるかはわからないけど、少女マンガだからおっさんキャラはあまり期待できないかも。
 そして、メンフィスの引き立て役にあまんじるミノス。
 メンフィスが十代ならあまり歳は違わないけど、なぜここまで差がついた。……のはどうでもよろしい。ミノスはキャロルをだまくらかして結婚しちゃおうとしたことについて、なんの罪悪感も持ってないようだ(^_^;) キャロルがなぜ行方不明なのか、元はといえばおまえら母子の陰謀から始まったこと。それをしらばっくれているならともかく、なんか完全にもう忘れちゃって、メンフィスと自分を比べてまだ足りないとか反省しているミノス。私はけっこう失望しています。あまり大物にはなりそうにないな(^_^;)
 メンフィスはこのあと、アトラスと一戦交えたり、巻末あたりでは前々から出張ってきているミケーネの海賊野郎と激突。美しいメンフィス王に海賊野郎もぞっこん。しかしぶちキレるメンフィスは一騎当千、海賊野郎を海に突き落として、とっとと去る。完全シカトである。

あのムーラ(だれだっけ?)
あのヒッタイトの王宮で会った……あの王子を育てた人
 これこれ。王家の紋章の象徴的セリフ。突然登場する人物を、肩書きをつけて紹介するセリフ。
「おお、これが○○の○○で名高いアルゴン王」とか
「ああ、あなたは○○の○○のカプター大神官」とか。
 キャロルは侍女のティティと共に、イズミルの船でエーゲ海を北上中。つづく。


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