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正岡

おたくな奥様快楽通信

宇宙刑事 nextgeneration

2015年01月27日
アニメ・特撮・邦画 0
 Vシネなのでチェックもれしていた。この間の特撮ライブイベントで思い出した。とっくに発売してたじゃん(^_^;)
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 宇宙刑事ギャバン、シャバン、シャイダーのテレビシリーズは、今から30年前のテレビ番組用に制作された、特撮作品。歌舞伎ちっくな見得や様式美満載、メタル光沢の美しいコンバットスーツ(という名の鎧)や、変身前から中の人の派手なアクションシーンがみどころだった。
 今見直すと、意外に空中戦が多い。とんぼをばんばんきるのは当たり前。トランポリン、高所からエアマット目がけて落ちるヤツも多用。雑魚兵やモンスターはもちろんだが、宇宙刑事もがんがんころがっている。スーツアクターが危険なのはもちろんだが、宇宙刑事のコスチュームも相当傷んだろうと思う。それと当時はCGはなかったので、メカはミニチュア操演で、爆発は火薬で発破をかけていた。
 30年前の先駆者たちが体を張って作った宇宙刑事、新キャストで蘇る。Vシネだけどね。

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 感想。
・コンバットスーツが何しろかっこいい……(;´Д`)ハァハァ
・低予算だけど、やればできるVシネ。
・中の人もがんばったなあ

(ねたばれ〜)



 お話は、はっきりいって続編です。
 二年前だったか、石垣祐磨ギャバンで劇場映画を撮った。あれがそもそも30年前の宇宙刑事シリーズと時系列でつながっていて、その続き的なお話が今回のVシネのシャリバンシャイダー。だからこれを見るときは、シャリバン→シャイダーで順番に。シャリバンの時点でまだ積み残した謎?を、シャイダー編で解決している。つまり二話構成なのだ。

 ストーリーは……ミステリーの部分はあまりどうでもいいかな。わりと序盤で犯人わかっちゃう。というのも登場人物少ないからだ(^_^;) いかにも怪しいそぶりの犯人候補は犯人じゃない、ならば他に犯人はもう片方しかいないじゃん、っていう理屈(^_^;) でもミステリはこの作品の売りじゃないからね。見せ場やっぱりドンパチなバトル。
 変身前の中の人も、女優さんも。宇宙刑事なので、変身前も強くなければいけないから、これに変身する俳優さんは大変だよね。特にアニーポジション(新キャラ名はタミー)は格闘系だから、そのお約束どおりミニスカキック。

 私が一番萌えたのは、コンバットスーツが超かっこいいです。
 私は、仮面ライダーとかよりも、こっちの方がかっこいいと思っている。
 夜間撮影時の、電源入って目とかいろいろ光ってる時、本当にかっこいい。
 昔の宇宙刑事のコンバットスーツは、アクション用がださかった。接近で撮影したり、見得でポーズとる用のぴかぴかなやつは、金属光沢ですっごいきれい。それとアクション用のがさがさしわしわになってるやつとの落差があった。もちろん視聴者はそこは脳内変換で見ながら納得していたことではあるけど。
 それが新素材では、アクション用のやつもメタルちっくな光沢がある。すごいよね、今の素材って。全編きらきらでまぶしー☆ 私が30年前にTV見ながら脳内再生していたきらきらコンバットスーツで戦っている映像を、ついについにこの目で見ることができましたよ。ギャバンのは映画館でも見てるけど、シャリバン、シャイダーも見られてうれしい。
 宇宙刑事三人共闘的なものもやっと見れた。ギャバンも仲良く出番あったし。

 往年の宇宙刑事ものの再現度もなかなか。BGM〜必殺技への流れの様式美もそのまま。変身シーンと名乗り。敵大爆発シーンの見得。グランドバースやバビロスはCGだけど、デザインすえおき、主題歌もそのままだし。もしかしたら制作サイド的には経費を抑えただけのことかもしれないけど、継続はむしろ良かったと思う。当時のデザインコンセプトのなんていうか統一感?のようなものを、新しいデザイン投入で壊すことがなかったわけだから。

 今回のお話だけど、大ボスとか巨悪のようなケースじゃなかった。だから敵の巨大ロボとか、謎のモンスター巨大化のような敵はいない。あえて個人的な犯罪のお話にとどめたのだろうか。敵組織というのは宇宙刑事の世界観的な設定になるので、そこに触れないでお話を作ったのだろうか。
 長官は一回使い切りだったし、もしかしてまた次があるんでしょうか。そして次をとる時は、もうちょっと長いシリーズものになったりしないかなあ。

 それと、これはどうでもいいことだけど、女優さんのチョイスは監督かプロデューサーの趣味?
 顔が…私には見分けられなかった(^_^;) 全部同じ顔に見えて。そこは服装で見分けたけど。髪形もなにげに似てるし。タミーは髪じゃまくさー。でも監督は、女の子がさらさら黒髪乱して戦うのが見たかったのね。
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 私が見たかった宇宙刑事の新作という作品だったです。
 私は新キャストは、やっぱり石垣ギャバンが一番好きかな。特に声が好き。また会えるといいなあ。役者が老け込む前にもっと撮って。

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正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
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