暴れん坊将軍
時代劇専門チャンネルで放送中。
(※ここに画像)
「暴れん坊将軍」は非常に長期間製作放送された作品なので、親子二世代にわたって見ていたおうちも多いはず。うちもそうだけど。劇場版仮面ライダーOOOにお出まししたくらいで、あれは感動したなあ。日本人なら誰でも知ってるチャンバラ時代劇である。
長寿番組だったので、松平将軍様以外の登場人物は、奥さんやめ組の衆、爺や、大岡様など何人か差し変わっている。だいたいいつごろの放送なのか、一番わかりやすいのは、お庭番。何代目のお庭番かでわかるのだ。今放送しているのは、一番最初のシリーズ。松平健も若くて、計算すると最初のシリーズ(4年間やってる)のときは20代だった。ええ?そんなに若かったんだ(@o@)
正直、おもしろい。
昔見ていたころは、安易な設定とお話で、冒頭の何分が見ると、今週の悪い奴、とか、今週の事件担当のかよわき被害者、というのはわかって、最後どうなるかもだいたいわかる(^_^;)のが、どうも安っぽいと思っていた。視聴者の期待を裏切って全員死ぬとか、助けようとしたのに間に合わなくて死なせるような、後味の悪い終り方をするお話は、あまりなかった。見る前から話がわかる、決まってる(^_^;)ようなところがつまらない、とか思うかもしれないが、TV番組というのは視聴者は内容は選べないというのがあるから(TVつけたらたまたまやってて、つい見ちゃった的な)いくらタダ見でもこんな結末のドラマなんか見たくねえ、しかも食事中とかに(^_^;)というのはあるよね。将軍様が責任もって悪い奴を糾弾して、成敗する、それで何か社会正義が行われたような(^_^;)スッキリ感があるべきなのよ。
今お庭番は二代目の源蔵さんだけど、このへんですでにだいたい番組のフォーマット的なものがかっちりとできあがっている。
主役が将軍様という武家社会のトップなので、悪にも身分の序列というものが厳然としてあり、はっきりいって身分が高い奴ほど悪い(^_^;) 地方の代官レベルになると悪もややスケールダウンする。ヤクザとか浪人になると、たいてい使われているだけの三下野郎である。悪の町人はだいたい江戸の商いをとりしきるような大店の旦那とか札差とかで、役者とか職人とか人足はたいして悪い奴はいない。
そして不遇でも真面目な浪人とか職人とか、うだつのあがらない役人侍とか、善意のヤクザとか、おのれの職業に真っ当な人はハッピーエンドで終る。典型的な勧善懲悪だけど、やっぱり日本人はこうでなくちゃいかん。日本人のメンタリティを形成してきたその一端が、こういう時代劇だったのではないか。
この番組の肝は、やっぱりなんといっても
「(悪役を名指し)。余の顔を見忘れたか!」
「う…上様?」
なので、毎週必ず幕閣など政権側から悪人を出している。将軍にとっては、いわば身内の不正である。長い放送期間にも係わらず、それは放送終了までやむことはなかった(^_^;) 最低だな(^_^;)江戸幕府。
それとこの番組でやっぱり印象的なのはBGM。菊池節。さいこーです。劇場版オーズでも感動しちゃったもんなあ。
ちなみに私が「暴れん坊将軍」で好きな人物は、だいたいお庭番男、大岡様(横内正)、それと尾張様。中尾さんと西岡さんはどっちも好き。
放送どこまでやるのかわからないけど、しばらく見続けます。
(※ここに画像)
「暴れん坊将軍」は非常に長期間製作放送された作品なので、親子二世代にわたって見ていたおうちも多いはず。うちもそうだけど。劇場版仮面ライダーOOOにお出まししたくらいで、あれは感動したなあ。日本人なら誰でも知ってるチャンバラ時代劇である。
長寿番組だったので、松平将軍様以外の登場人物は、奥さんやめ組の衆、爺や、大岡様など何人か差し変わっている。だいたいいつごろの放送なのか、一番わかりやすいのは、お庭番。何代目のお庭番かでわかるのだ。今放送しているのは、一番最初のシリーズ。松平健も若くて、計算すると最初のシリーズ(4年間やってる)のときは20代だった。ええ?そんなに若かったんだ(@o@)
正直、おもしろい。
昔見ていたころは、安易な設定とお話で、冒頭の何分が見ると、今週の悪い奴、とか、今週の事件担当のかよわき被害者、というのはわかって、最後どうなるかもだいたいわかる(^_^;)のが、どうも安っぽいと思っていた。視聴者の期待を裏切って全員死ぬとか、助けようとしたのに間に合わなくて死なせるような、後味の悪い終り方をするお話は、あまりなかった。見る前から話がわかる、決まってる(^_^;)ようなところがつまらない、とか思うかもしれないが、TV番組というのは視聴者は内容は選べないというのがあるから(TVつけたらたまたまやってて、つい見ちゃった的な)いくらタダ見でもこんな結末のドラマなんか見たくねえ、しかも食事中とかに(^_^;)というのはあるよね。将軍様が責任もって悪い奴を糾弾して、成敗する、それで何か社会正義が行われたような(^_^;)スッキリ感があるべきなのよ。
今お庭番は二代目の源蔵さんだけど、このへんですでにだいたい番組のフォーマット的なものがかっちりとできあがっている。
主役が将軍様という武家社会のトップなので、悪にも身分の序列というものが厳然としてあり、はっきりいって身分が高い奴ほど悪い(^_^;) 地方の代官レベルになると悪もややスケールダウンする。ヤクザとか浪人になると、たいてい使われているだけの三下野郎である。悪の町人はだいたい江戸の商いをとりしきるような大店の旦那とか札差とかで、役者とか職人とか人足はたいして悪い奴はいない。
そして不遇でも真面目な浪人とか職人とか、うだつのあがらない役人侍とか、善意のヤクザとか、おのれの職業に真っ当な人はハッピーエンドで終る。典型的な勧善懲悪だけど、やっぱり日本人はこうでなくちゃいかん。日本人のメンタリティを形成してきたその一端が、こういう時代劇だったのではないか。
この番組の肝は、やっぱりなんといっても
「(悪役を名指し)。余の顔を見忘れたか!」
「う…上様?」
なので、毎週必ず幕閣など政権側から悪人を出している。将軍にとっては、いわば身内の不正である。長い放送期間にも係わらず、それは放送終了までやむことはなかった(^_^;) 最低だな(^_^;)江戸幕府。
それとこの番組でやっぱり印象的なのはBGM。菊池節。さいこーです。劇場版オーズでも感動しちゃったもんなあ。
ちなみに私が「暴れん坊将軍」で好きな人物は、だいたいお庭番男、大岡様(横内正)、それと尾張様。中尾さんと西岡さんはどっちも好き。
放送どこまでやるのかわからないけど、しばらく見続けます。