幻月楼奇譚

幻月楼奇譚幻月楼奇譚
(2014/06/27)
小西克幸・谷山紀章 他

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声優 小西克幸×谷山紀章
コミック原作の音声化☆☆☆☆☆
怪談☆☆☆
ほとんど一般作☆☆☆

 CDが待ちきれなくて、先に原作読みました。あらかじめ言っておくと、言われなければBLとはわからないかも。キャラクター配置はBL、でもHなしなので、私にとっては一般作も同然(^_^;)
 それで、ですね、原作読んで最初に思ったのは、これをドラマCDにするとなると、脚本はどうするんだろう?でした。
 原作は、限られたページ数の中に入り組んだ事情のお話が展開していて、しかもレトロな風情を醸し出す情景描写もあり。コミックスの音声化で難しいのは、絵で説明や表現している部分をどうするのか?だと思うんです。フキダシをそのまま脚本にしてもだめなんですよね。やっぱり原作を元にドラマCD独自の脚本を起こすことになるんだろうな、どんな風になるんだろう……と期待していました。
 それと、久々コニタンのBL。共演はこれも久々のタッグでキショウさん。
 
 お話。突然父親が亡くなり、味噌の蔵元を継ぐ事になった小西若旦那。通夜の晩、父の遺体を荒されたり、暴漢に襲われたり、身辺にきな臭い事件発生。ひょっとして父は殺されたのでは…?
 小西若旦那といい仲?(^_^;)の幇間谷山。与三郎と呼ばれるその過去話。……の二本立て。





(完全ネタバレ感想)


 ドラマCD用脚本で、いろいろシーンやセリフなどをつけたして情景描写を膨らませたりしているのはいいと思う。マンガ原作の音声化というのはこうあるべき。
 残念なところもある。ドラマCDの収録時間の都合、原作の第1巻の最初と最後のエピソードを収録しているんだけど、必要最小限のお話というかんじで、そこは残念。原作は読み切り連載の形をとっているけど、過去の話を前提にひっぱってきている話もある。例えば小西若旦那の周囲の人の話などがいろいろ脱落している。本筋に関係ないようで、若旦那の人物描写を回りから醸し出している部分なので、そこがないのは残念。CD1枚しかないのでしょうがないことなんだけど。
 それと、ここはどうして変えたのかな?という部分。小西若旦那のおっかさんの設定だけど、なんでここは変えたんだろう? なにか理由があるのだろうけど、私にはわかりません。原作どおりで何がいけなかったのかな?というよりむしろ、原作の設定の方が含蓄があって良かったんじゃないか。原作だと、若旦那はお父さんが外に作った子という印象だけど?(この設定がだめなの?)詳しくは語られない。はっきりしているのは、先代女将は死ぬまで母親だと名乗らなかった。このへんは読者が行間を読むところになっているのは、原作もCDも同じくと思う。
 お話の流れは、攻めと受けがくっついで終り、みたいな物語じゃなく、読み切り世にも奇怪な物語集の体裁。また音声化される機会があるといいなと切に思うが、脚本は本当に難しいと思う。

 さて、小西さんと谷山さんでBLCDは本当に久しぶり。コニタンメインのBLCDはもう出ないと思っていました。機会があれば、何かいい原作があれば、また私はお買い物ができるんですね(^_^;) 来年もまた何かよろしくおねがいします。
 コニタンの味噌屋の若旦那は、裏も表もない鷹揚な二枚目。谷山さんの幇間は、基本営業トークだから、どこまでが営業でどこまでが本音かわからないかんじ。なんだかかみ合ってない会話が見所ではあるが、CD1枚では意思の疎通がどこまでいってるのか、なんだかよくわからない。BL的にはそこが食い足りなく、しかし単純なBLじゃないところがいいともいえる。

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