トルネィオくん絶好調 「トルネィオ 796U」レポ
ジャノメ「トルネィオ 796U」の動作報告の続きです。購入候補で考えている人は参考にしてください。(前記事はこちら)
前にも書きましたが、私がこの機種を購入したのは予算の都合でした。「クライムキ衣縫人」が使ってて好印象だったので、同じメーカーのベイビーロック「ふらっとろっく」を買うつもりが、無い袖は振られぬ(-_-;)ということで、ジャノメ「トルネィオ 796U」にしました。予算以外の購入動機はなかったです。
購入したその日のうちにちょっと後悔した。うまく縫えなかった。
ところが、人形用の服ということでざくざくと数をこなしているうちにみるみる動作が安定してきて、やはり工業製品それも作業用機械というものは、使い込むほどにだんだんと調子が良くなって行くものなのだ、と気付いた。
↑この製品には作業用拡張テーブルが標準で付属しています。A4くらいの大きさ。元々ひろびろとしたスペースを確保している機種なので(そのせいで衣縫人よりもちょっと大きい。)さらに前後に広がって、かなり作業がしやすくなる。
↓縫い始め。
実は、縫い始めに縫い目が欠けたり飛んだりする謎の症状が……。糸絡まったりしないのはいいんだけど。
スカートのような筒状になってるものを縫う時は別にいいんでしょうけど、でもこのような細かい物の場合はちょっと困る。
それで縫い始めに切れ端を図のようにはさんで縫い始めることに(^_^;) 切り離す時は、ほつれ止めにあらかじめピケを縫っておく。
縫い終りは、上糸を抜くのが意外に難しい。上糸が下で何かにひっかかって抜けなかったり。私は、はずみ車を一針分後ろに回して抜いてます。なんかそういうコツをみつけるとすんなりいくみたい。
調子がよくなったな、と感じたのは、上糸をかけっぱなしで出したり終ったりしても平気で動くようになったので、そう思いました。以前はそんなことしたら縫い始めからひっかかって止まってました。
大方の不調は、上糸を一からかけ直すと治るのですが、最初はそれがちょっと面倒でした。意外にデリケートなのか。
でも先月、ドール服縫いでがちゃがちゃやってる時期、ほとんどノーミスで作業できたので、なんかようやく自分のものになってきたような気がしてきたんですよね。それと同時に、動作音のカラカラという軽快な音が、なんとも心地の良いものに聞こえて来た。ジャノメのミシンって、他のもこんな音で動くのかな。ジャノメのミシンてのも使ってみたいなあ、とか思ったり。
早く人間用の服も縫いたいです。
まとめ…
トルネィオ 796Uのよいところ
・作業用補助テーブル&特殊押え各種が標準装備。
・縫い幅は6mmと3mm。上糸3本縫いもできる。
・下糸通しは、本体下部前面が全部開いて、作業しやすいようになっている。穴通しは3箇所あるが、ピンセットなしで通るような大きな穴。

↑下糸通し作業のために、本体前面カバーを開いたところ。このように全開します。
↓糸を通す穴はこの三ヶ所。ピンセット不要。カバーを開いたところに図解があるのでマニュアルは見なくてもだいじょうぶ。
トルネィオ 796Uの留意点
・下糸通しは手作業。
・上糸通し、作業順が決まっていて、針先の糸通しは糸通し器で一本一本通す。
・糸かけ直後の縫い始めと縫い終りがちょっと面倒。
楽しいよねえ、ミシン。
次回は衣縫人をもうちょっと解説する。つづく。
前にも書きましたが、私がこの機種を購入したのは予算の都合でした。「クライムキ衣縫人」が使ってて好印象だったので、同じメーカーのベイビーロック「ふらっとろっく」を買うつもりが、無い袖は振られぬ(-_-;)ということで、ジャノメ「トルネィオ 796U」にしました。予算以外の購入動機はなかったです。
購入したその日のうちにちょっと後悔した。うまく縫えなかった。
ところが、人形用の服ということでざくざくと数をこなしているうちにみるみる動作が安定してきて、やはり工業製品それも作業用機械というものは、使い込むほどにだんだんと調子が良くなって行くものなのだ、と気付いた。

↑この製品には作業用拡張テーブルが標準で付属しています。A4くらいの大きさ。元々ひろびろとしたスペースを確保している機種なので(そのせいで衣縫人よりもちょっと大きい。)さらに前後に広がって、かなり作業がしやすくなる。
↓縫い始め。

実は、縫い始めに縫い目が欠けたり飛んだりする謎の症状が……。糸絡まったりしないのはいいんだけど。
スカートのような筒状になってるものを縫う時は別にいいんでしょうけど、でもこのような細かい物の場合はちょっと困る。
それで縫い始めに切れ端を図のようにはさんで縫い始めることに(^_^;) 切り離す時は、ほつれ止めにあらかじめピケを縫っておく。
縫い終りは、上糸を抜くのが意外に難しい。上糸が下で何かにひっかかって抜けなかったり。私は、はずみ車を一針分後ろに回して抜いてます。なんかそういうコツをみつけるとすんなりいくみたい。
調子がよくなったな、と感じたのは、上糸をかけっぱなしで出したり終ったりしても平気で動くようになったので、そう思いました。以前はそんなことしたら縫い始めからひっかかって止まってました。
大方の不調は、上糸を一からかけ直すと治るのですが、最初はそれがちょっと面倒でした。意外にデリケートなのか。
でも先月、ドール服縫いでがちゃがちゃやってる時期、ほとんどノーミスで作業できたので、なんかようやく自分のものになってきたような気がしてきたんですよね。それと同時に、動作音のカラカラという軽快な音が、なんとも心地の良いものに聞こえて来た。ジャノメのミシンって、他のもこんな音で動くのかな。ジャノメのミシンてのも使ってみたいなあ、とか思ったり。
早く人間用の服も縫いたいです。
まとめ…
トルネィオ 796Uのよいところ
・作業用補助テーブル&特殊押え各種が標準装備。
・縫い幅は6mmと3mm。上糸3本縫いもできる。
・下糸通しは、本体下部前面が全部開いて、作業しやすいようになっている。穴通しは3箇所あるが、ピンセットなしで通るような大きな穴。

↑下糸通し作業のために、本体前面カバーを開いたところ。このように全開します。
↓糸を通す穴はこの三ヶ所。ピンセット不要。カバーを開いたところに図解があるのでマニュアルは見なくてもだいじょうぶ。

トルネィオ 796Uの留意点
・下糸通しは手作業。
・上糸通し、作業順が決まっていて、針先の糸通しは糸通し器で一本一本通す。
・糸かけ直後の縫い始めと縫い終りがちょっと面倒。
楽しいよねえ、ミシン。
次回は衣縫人をもうちょっと解説する。つづく。