連獅子/らくだ

シネマ歌舞伎「連獅子」「らくだ」

 上映は終ってしまいましたが、こちらの感想。
 月一でシネマ歌舞伎のリバイバル上映中。上映期間は1週間で、けっこう都合付けていくのがたいへん。1週間は案外短い。

 今は亡き中村勘三郎の出演作。シネマ歌舞伎は第一作が2005年勘九郎時代の「鼠小僧」で、勘三郎はシネマ歌舞伎に多く作品を残している。

 「連獅子」は一般的に我々が歌舞伎に抱く華やかなイメージそのままで、歌舞伎を代表する演目。衣装も豪華だし、演奏も華やかな舞踊である。内容は能「石橋」からの流れで古くからある演目だったらしいが、現在の形になったのは明治時代らしいです。
 中村屋三人による「連獅子」は2007年の収録で、勘三郎はこの時52歳。息子は26歳と24歳。連獅子は意外に動きの速い派手な舞踊なのだ。この連獅子は三人とも体力があり、動きにも迫力があって、美しく見ごたえがある。3人で舞うというもの迫力があって、とても華やか。
 「連獅子」は白が親、赤が子という設定なので、本物の親子の歌舞伎役者で演じられるとなお一層趣深いのである。ようつべに勘三郎と先代の勘三郎の連獅子があがっているが、この親子は40歳以上年齢差があるので、だいぶ印象が違う。親子で演じるとなると、親子そろって現役で、長くて重い獅子ヘッドを振り回す体力があることが条件なので、それが見られるのはファンにとっても幸せなことである。映像に残せて本当に良かった。

 同時上映「らくだ」は2008年収録。原作が落語から来ているものなので、比較的最近の作品なのかな。歌舞伎は伝統的にシリアスなお話が多く、喜劇作品は少ないようなのだ。落語が原作のものはもちろんお笑いが見所だ。ちなみに私は、「らくだ」は落語はTVで聞いたことがあったけど、歌舞伎は初めて見る。
 耳で聞いただけの私の貧困な想像力よりも、数段破壊力のある映像とお芝居(^_^;) 話がわかっていても笑える。有名な落語だから、話を知ってる観客をなお笑わせる歌舞伎。言葉遣いももちろん今の言葉だから、古典のような予習はいらない。ただ、庶民の貧乏長屋とか屑屋が出てくる話だから、絵面はちょっと貧乏っぽいですが(^_^;)

 次は5月25日から「文七元結」。これも落語原作。
 上映期間は1週間、しかもうちの地元シネコンは1日1回上映なので、がんばっていかなくちゃ。

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