櫻狩り

 「アラタカンガタリ」にコニタンがでると聞いて、見たんですが、このタイプの声の役って最近めっきり遭遇できてない気がする。アラタは多分ゲストキャラだろう……と思うとめっきり落ち込んでしまって、
ああこの声でがっつりとセリフいっぱいの演技が聞けるアニメが見たいぞ(>_<)
 そういえば渡瀬作品には「妖しのセレス」はコニタンはよかったのう……。「ふしぎ遊戯」のゲーム版ではほとほりをやったし。何気に渡瀬作品にはご縁があったな……
 などと思い、渡瀬先生のサイトに行くと……「櫻狩り」という作品が目に入った。あれ?
 一目でわかる。これはBLだ。絵柄で(^_^;)
 そういえば、ふしぎもセレスも何かちょっとやおい臭いところあったなあ、とか思う。十夜なんか、女がひっついているから少女マンガのBFキャラに見えるけど、アヤ抜きで考えると本当にお人形のような男よね。そうか、渡瀬先生は本籍はやおいの国だったのね。

櫻狩り 上 (フラワーコミックススペシャル)櫻狩り 上 (フラワーコミックススペシャル)
(2008/04/18)
渡瀬 悠宇

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 上製本☆☆☆
 BL☆☆☆☆
 エロ☆

 お話。整理するのが面倒なので略(^_^;)
 私は渡瀬先生の作品に詳しいわけではないので、この作品について多くを語ることはできないのだが、主人公のひとり、斎木蒼磨は多分他の渡瀬作品に、イメージが重なるキャラがいるのではないだろうか。
 私はコニタンの声がついて読めてしまいました(^_^;)
 感想。蒼磨はコニタンボイスで読む(`・ω・´)
 恋だの愛だのエロスだのは人類共通のテーマであり、その反面もっとも好みの分かれるものでもある。特にやおいとかBLは、自分にとって主食のようなものなので、こういうのが好きという選り好みがあるもの。BLならなんでもいいわけじゃないんです。
 ……というわけで、期待に反して私にはどこにもささらない作品だった。しかし、アニメセレスで十夜の声が小西克幸だったので、渡瀬先生のきりっとした二枚目を見るとコニタンの声で読める!ということおいて、この作品は小西ファンには超おすすめである。


(ネタバレ感想)

 
 田舎から出てきた書生くん。華族の跡取り息子と、彼のまわりで起きる不可解な死亡事件。蔵に幽閉されている子供。
 ありがちといえばありがちだけど、面白そうな構図だ。なのに読み終わって、このもやもや、なえなえ、は何なのだろうか? 絵がきれいなのでよかった感満足感はある、そこはマンガの偉大なところだ。でも私はなんか納得いかなくて、もやもやしている。
 まずひとつは、単純に好みのBLではなかったのはある。ほら、私は白痴受けが好きだと言ってるじゃないですか。そこはまったくひっからなかった。それとリバーシブルも萌えない要因だった。
 そう考えると、この作品はむしろBLに選好みのない、普通の渡瀬ファンの読むべき作品なのだという気がする。

 以前「妖しのセレス」を見たとき(原作未読)私は「設定は魅かれるけど、男の好みは合わない」という感想だったけど、それと同じ感想を今回も持ったです。
 なぜ好みに合わないと感じるか。まだ自分でもそこはきちんと説明できないのですが、主人公の斎木蒼磨についていえば、私は外見以外に魅力を感じないのだ。
 私がこの人物に抱く印象は「流れゆく人」だ。人間やりたいことをやりたいようにやると、回りとのあつれきを生む。激突して傷つく覚悟がないとそこまではやれない。斎木蒼磨はそんな人物ではない。過去に起きた事件も事故も、自分の意志でそうしたわけではなく、「そうなってしまった」。自分が壊れないためには、水の上を流される風船のように流れ、場合によっては相手の望む形に自分を歪める。流されないように必死に岸にしがみつくとか、流れに逆らって泳ぐとかはない。流れに乗ってイケイケでぶっ飛ばすわけでもない。ただ流れていくのである。
 行き場がなく、漂泊する姿が萌えなのだと、それは十夜の時に思ったのですが、斎木蒼磨もそういう読み方で解が見えてくるのだと思う。

 私の好みをいうなら、ラブはあまり強調しないで、ミステリー寄りに展開した方がもっとどきどきしたと思う。
 でも結末は、これが正しい終り方だと思います。この終り方しかない。

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