林美一 江戸艶本集成全13巻 葛飾北斎

葛飾北斎 (林美一 江戸艶本集成【全13巻】)葛飾北斎 (林美一 江戸艶本集成【全13巻】)
(2011/07/23)
林 美一

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 もっと評価されるべき☆☆☆☆☆
 古文☆☆☆☆☆
 定価9000円☆orz

 買おうか買うまいか、値段を見ながら散々悩んで、でも結局買ってしまった……本!本!本で家が埋まる……!(-_-;) でもでも林美一さんてもう亡くなったそうなので、これを機会にそろえようと思って……。

 私が江戸時代の春画というものを見知ったのは芸術新潮の春画特集。二十代のころでした。こういうものがあることは知識では知っていましたが、実際に見たのは初めて。人間というものは、もっと言えば男という生き物はどんな時代でもそういう生き物なのだ(^_^;)というのはいいとして、もっと衝撃的だったのは絵が光っていることでした。エロ絵なのに。偏見を覆すほどに輝いている。江戸の美人画というと様式的でどれも見分けがつかないぜとか思っていたけど、それは無知蒙昧ゆえの間違った先入観というやつでした。なぜ江戸の絵師が偉大なのか。ここで説明するのも面倒。絵を見ればわかる。
 そしてそうした春画特集に必ず記事と解説を書き下ろしていたのが林美一さんで、それがいつも興味深くとても面白かったのです。私はその後、林先生の本けっこういろいろ買ったです。ムック本でカラー満載のもあったし、買いやすい文庫本とかも。春画を紹介する映画もあったですが、上映会にも行きました。
 というわけで、江戸時代のH本研究の第一人者、林美一先生の本の御紹介。

 なぜ江戸のHな本の研究が大事なのか。
 絵師の研究において春画や読本は欠かせないものなのだそうです。というのも、どの絵師も例外なく春画を描いている。むしろ春画の方が多かったり。絵師の生涯や作品を研究するのに、春画抜きでというのはどう考えてもおかしいですよね。絵師にとっては錦絵も読本の挿し絵も枕絵も、同じエネルギー使って描いているわけで。H本の挿し絵を集中的に描いていた時期は、じゃあその絵師は活動していなかったことになるのかというそれは違う。
 本書では、北斎の生涯の研究。艶本全タイトルリスト(資料解説付)。そして資料として北斎の本のページをそのまま掲載(原文併記付き!)。を収録しています。資料編では江戸艶本の紙面をそのままに読めるというもの。私は変体仮名がまったく読めないので、活字にして併記してあるのはありがたいです。
 390ページ延々と文字と白黒挿し絵がつづく本で、カラーは口絵16ページのみです。だからHな絵が見たいだけだと、この本じゃあだめです(のωの)
 あとで北斎の感想書きます。(2011.11.27)

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