當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)

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猿之助四十八撰の内
通し狂言 當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2011/10/post_37.html

 ご報告が遅れましたが、先週、新橋演舞場で見てきました。花形歌舞伎夜の部です。
 猿之助一門というと、先日香川照之とその息子が歌舞伎界入り、そして亀治郎が猿之助を襲名するということで、芸能ニュースで大きく取り上げられたのはご存知の通りです。上演は26日水曜までなのでこの記事見てから行こうと思い立ってもちょっと遅い。ごめんなさい。
 でもでも亀さまの公演は来年もある! 襲名披露公演は絶対行くぞ( ^ω^)

 お話。照手姫はお家のっとりをたくらむ横山大膳一味に捕らわれるが、家臣の手引きで脱出、放浪。行方不明の照手姫を探す小栗判官。ふたりの運命は……(たぶんこんな話だったと思います(^_^;))

 感想。面白かったです。わかりやすく、おもしろい、きれい、そして盛り上る。猿之助の歌舞伎というのはそういうものなのですね。
 この演目は復活狂言? 照手姫伝説を脚色した元々の歌舞伎があって(今は上演されなくなって忘れられている作品、元の形がよくわからなくなっている作品など)、それを猿之助が25年くらい前に手直し?したものらしいです。この説明が間違っていたらすいません(-_-;)
 猿之助歌舞伎は非常にわかりやすい。初めて見る古典歌舞伎、歌舞伎なんか興味ないけど、という人は猿之助ものから入るのがおすすめだ。予習しなくてもわかる歌舞伎なのです。
 例えばこの小栗判官、事件の発端となる最初のシーン。悪役が出てきて仰々しい文語体で自己紹介とここまでのあらすじみたいな状況説明をするのですが、言葉が難しいし何言っているのかよくわからない。でもだいじょうぶ、そのあとの登場人物の言動で「あ、死んだ」「あ、お姫さまさらわれた」「あ、逃げた」という流れで、何がどうなっているのか?あれはどういう人なのか?いいもんかわるもんか?わかるように出来ている。設定とか話がわからなくても「馬が、馬が。すごーいヽ(^。^)ノ」「船が、船が、もどってこーい」華やかでにぎやかな舞台進行でちっとも退屈しません。ほんとに面白かったです。
 亀治郎さまは、小栗判官、浪七、おこま、の三役を演じています。
 外見はそれほど似てる気はしないのですが、声が猿之助そっくり。モノマネで演じてるんじゃないかと思えるくらいそっくり(-_-;) 猿之助襲名でも全然違和感ないと思います。猿之助さんの二十代のころってきっとこんな風だったのね、見たことないけど。
 印象的だった場面は、暴れ馬を馴らす場面。おこまと判官一人二役の場面。浪七の浜で大立ち回りの場面。
 おこまが浪人中の小栗判官に助けられる、という門前の茶屋の場面では、おこまと小栗判官の両方を早変わりで演じていて、出てきたと思ったらひっこんだり、そしたら今度は娘になって出てきたり。お客さんもわかっているので、ここは笑って見るところ。
 浪七は男前でかっこよかった。船をかえせもどせ~流血~。亀治郎はマッチョな立ち役のイメージじゃないのでこの役はどうなんだと思ったけど、なんだろう?表情?雰囲気?ストイックさが萌えた。でも田舎漁師には見えない。
 物語全体の印象は、途中からぽかーん(^_^;)でした。小栗判官のお話というより、照手姫逃走中、そのゆきずりの人々の巻き込まれ事件。だから後々からよく考えると、あの人はなぜ死んだ?巻き込まれてかわいそう、とか思ってしまうのですが、舞台見てる最中はそれは気にならなかったです。馬に乗って飛んでいって、雪や花が降ってほんとに華やかな舞台でした。面白かった~という感想しか浮かばない。
 お金使うまいと誓って行ったのに、結局舞台写真3枚も買っちゃった(^_^;)
 来年絶対襲名披露公演行きますよ! 演目何だろうなあ。「四の切」は絶対やると思う。舞踊も観たいなあ。
 スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」これやれば絶対大入り間違いなし。これも見たいなあ。
 とにかくお金用意して待ってるから!

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