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正岡

おたくな奥様快楽通信

劇場版ハートの国のアリス

2011年08月04日
↑小西克幸/アニメ 0
劇場版「ハートの国のアリス」2011年公開

http://quinrose.com/game/alice_h_m/top.html
ピクチャ 1
男性声優カタログ☆☆☆☆☆
予告編映画☆
アニヲタの夢声ヲタの夢☆☆☆☆☆

 ハートの国のアリスがアニメ化。最初にこの広告を見たのはいつだったかもう忘れてしまいましたが、まさか実現にいたるとは思ってなかったです。私はこの原作にあたるゲームは手を付けたけどまだやってないし、はっきりいって面白いとは全然思わない。しかし上映にこぎ着けたことは素直に喜ばしいことだと思っている。
動くブラッド・デュプレが見られるという意味で。

 お話。うまく説明できないので省略(^_^;)

 感想。うーん。これは感想文鑑賞文とも難しいなあ。
 内容については後ほど。まずこの映画興行について思うこと。
 私は川崎シネチッタで見ました。平日レディースデイの午後、だいたい3~4分の入りという印象。客層は、私が見たときは全員女性。年齢は20代~30代くらい。上映後の反応は……微妙な空気を打ち消すかのように「まあこんなもん」「○○さん(声優)出番すくなーい」みたいなことを小声で話たりして、無言で怒って帰るようなことはなかったのは多分
・動画の出来そのものは悪くなかった
・声優目当てだから
・クインロゼ作品及び五月攻をよくわかっているから(^_^;)
・入場者にもれなくマンガ本がついてきたから(^_^;)
 この作品、原作同様、男性声優でもってるというのはあると思うんですよ。ごらんのとおり、アニメやゲームでメインに来るような人ばかりです。ぶっちゃけこの中の誰がブラッドをやっても、声優の格的にはおかしくない、このジャンルでは顔役の面子ばかり。ヒロインは釘宮さんだし、いうなればメインディッシュばかり出てくるコース料理のようなかんじで、満腹感はありました。
 声優さんのサイン入りポスターのようなものが通路にあって、上映後、そのサイン部分をみなさんケータイで写真とっていたので、たぶんあそこにいたお客さんのほとんどは一度はゲームをやっていて、誰かしらキャラクターと声優のファンなのにちがいない。ゲーム内では静止画像だったひいきキャラが、アニメ絵できれいにトレスされて動くのを見れたので、それだけで目的を遂げたようなことはあります。
 それと、入場者にもれなく100Pもあるマンガ本がついてくるんですよ。全国の書店に流通させようと思わなければ、本の原価というのはそれほど高いものではないですが、それにしても100p。やっぱり物をもらっちゃうとちょっとお得感が生まれます(^_^;) たとえ私のようにファンじゃなくてもです。
 それで上映後、この映画誰が見るんだ?内容はともかく興行的にどうなの?といろいろ考えてしまいました。
 映画というものは、人に聞いた話ですが、作るだけならお金があればできる。難しいのは上映館を確保することなんだそうです。たった7館とかいう人がいますが、7館も、です。クインロゼそのものは乙女ゲーム以外で実績があるわけではないから、よくアニメ化ができたな、いや自己資金があれば……でも7館では回収できないんじゃ? DVDとか出るんだろうなあ。どのくらい売れるんだろうか? うーん、ブラッドの出番がもっとあったら買ってもよかったけどレンタルだな…
 そこまで考えたとき、私は思ったんですが、観客にとって動くブラッドが見られればとりあえず満足であるように、作者五月攻氏にとってもそうなのでは?
 買ってもいないのに当たるわけないけど3億円の宝くじ当たったら何をしたいか?というお題の与太話であがるアニヲタの究極の夢にこういうのがある。
「好き原作を自分好みのキャストとスタッフでアニメ作って、自分が見るための上映会をやるの。見たい人は見に来ていいわよ」
 五月攻氏はこれを実現したのである。
 私はハートの国のアリスは決して好きな作品ではないし、五月攻氏も好きな作家ではない。でもアニヲタの夢を実現したのは偉大であり(^_^;)、素直にうらやましく嫉ましい。唯一許せないのは、五月攻、てめーなんで腐女子じゃねえんだよ?
 そう考えると商売でやってることとはいえ、BLをアニメ化している角川は偉大だな。

 内容について。
 正直に書きますが、内容は意味がわかりませんでした。予告編のまま長いやつです。
 ゲームをちゃんとやっていれば、あの場面この場面などをつないだザッピングムービーなのかもしれないけど、ゲームやっていない私は、これが何の場面なのか、どういう意味なのかまったくわかりませんでした。短い映画なのにお話の視点がアリスに定まらず、あちこち移動するので、余計についていくのがつらい。他へ視点が飛ぶ事でわかりやすくなるどころか、アリスの気持ち(観客)を置いてきぼりにしているようにしか思えない。
 観客に説明する気がまったくないシナリオだった。
 しかし、五月攻氏が自分のためのアニメ、自分のための上映会をやりたかったのではないか、と思ったのは「五月攻は観客に説明する気がまったくない」と思ったからなのだ。これは五月攻のための作品なのだろう。それしか考えられない。

 小西ブラッドについて。
 動いているブラッド、良かった(;´Д`)ハァハァ
 なんかゲームの中とは違う。生きているセリフを言う小西ブラッドは数段グレードが上がる。かっこいい。
 どんなに内容が気に入らなくても、もうちょっと出番が多ければDVD買う気になっただろうな。うーん。おしいな。



 私ならこの映画こうする。
 枝葉が多くて幹が見えなくなっているけど、映画の説明に恋愛アドベンチャーってあるじゃない?だから恋愛色をもうちょっと強調したい。アリスがどう思っているかはともかく、ハートの国の男どもはアリス争奪戦で戦争をしているのを強調すれば、人物の行動や動機がはっきりすると思うのね。
 だからアリスはどの男を選ぶか?という選択肢がまずあって、はっ待てよ私自分の世界に帰らなくちゃ…という流れにいけばいいと思うの。

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正岡
この記事を書いた人: 正岡
■生涯一腐女子。腐女子の本懐を極める。追っかけ中→小西克幸。市川猿之助。松田龍平。蒼井翔太
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