まほろ駅前多田便利軒
「まほろ駅前多田便利軒」2011年
http://mahoro.asmik-ace.co.jp/
映画の紹介と感想。
昨日は渋谷くんだりまで映画を見に行ってきました。地元のシネコンでも見られるのですが、龍平と大森監督のトークショー目当てに。
お話。まほろ駅前で便利屋稼業を営む瑛太@多田は、仕事帰りに中学時代の同級生・龍平@行天に再会し、行天はそのまま居候に。依頼された事案でまほろ駅周辺の様々は事件に巻き込まれながら、緩くぬるい人生のようで実はワケアリ男二人の1年間の物語。
感想。原作小説未読。
まず最初に、これは内容以前に瑛太と龍平の絵を見る映画だと思う。二人とも背が高く、若くて男前なので、無精髭でだらしのない服でも、きたない軽自動車でも、それでもなんだかかっこいい(^_^;) 俳優が姿勢悪くかかんでタバコをふかし、ゆるい会話をしているだけで、映像と言うものは成立してしまうのである。
内容からすると、もうちょっと上の年齢の俳優で撮るような話だ思うが、そこはやっぱり二十代の男優がこういう役をやるのがお客が入る映画というものだと思う。監督が狙ったものは、渋い現実感よりもむしろそれをちょっとおとぎ話のようなコメディでカバーしたものなのだ。
お話は瑛太の便利屋が遭遇するいろいろな事案や事件を通して様々な人物が登場して、それが相互に絡み合って、1年間の流れになっている。これ、TVドラマで1クールやるでも面白かったろうと思います。脇で登場する俳優さんたちもそれぞれに強烈な印象で出番が、少ないのがもったいないくらいだった。
まとめ。ゆるいギャグとコメディのようでその実けっこうシビアで重いお話。でも何気に前向きな気持ちに浸れる映画だと思う。
それで5/14に渋谷ユーロスペースで監督と龍平さんのトークショー付き上映があり、行って参りました。お客さんは20代~30代くらい? 女性が過半数だったと思いますが、男女はんはんくらいの印象。カップルで来ている人もいました。
上映の後、大森監督、龍平さん、司会進行役公報のおにいさん、の3名がステージあがって、まったりゆったりなトークショーになりました。龍平さんの服装は、ソフトな素材のグレーのジャケットとパンツ。今こういうのがはやっているのだろうか?部屋着のようなゆるいライン。髪はソフトオールバックのような感じ。イスに座って足を組むと足がいっぱい余ってるかんじ(^_^;)
龍平さんという人は以前からこういう場で自分からはあまりしゃべらない、自分が自分がと前に出て行くタイプじゃないみたいで、話をふられるまで黙って聞いてる。話始めるといろいろ面白い内容が出てくるのですが。私は龍平さんがデビューの時から追っかけてましたが、二世俳優だからって生意気そうな人を想像している人いますがそれは全然違いますよ。スター気取りなかっこつけがまったくなくて、そういうところが素敵とか私は思ってるわけなんです(^_^;) 私の感想なんかどうでもいいですね。
トークの内容はざっくばらんというかんじで、ステージ上で雑談のような感じ。お客さんからの質疑応答もあった。
・こういう映画撮るなんて俺も丸くなった、みたいなことを監督は言ってました。
・監督はこういうふうに動いてくれとかああしろこうしろと指示をしないタイプ。監督は「俺はそういうのはやだから」だそうです。
・でもだめな時はだめという。行天龍平がテーブルの上に置いてあったサッカー雑誌を見る、という動作はだめだったようです。それは行天ではないという監督の解釈。
・龍平と瑛太の配役は逆の案もあった。どっちがやりたいかと龍平さんに訊ねたそうですが、龍平さんはどっちと決められなくておまかせしますと答えた。(瑛太さんがどう答えたかは話には出てこなかった。)監督は多田瑛太、プロデューサーは多田龍平で考えたらしいです。
・行天の独特なあひゃひゃ笑いや動作は、小説に出てくるもの。衣装合わせの時ちょっとやってみてといわれて、やって、それでいいですということで、つまりそういう演技。
・瑛太の告白シーンでセリフをかんでいるのは演技ではなくて素。NGにしないでそのまま使った。監督のいうのは、心が入ってるのでそのままでいい、とのこと。
・音楽をくるりに依頼したのは監督。音楽について龍平さんの言うには、龍平さんはBGMの入る前の状態の試写を見てるそうですが、その時は重い映画だなと思った。それがBGMがついたら全く逆の印象になって、音楽の力ってすごいなと思った、そうです。
・最後に龍平さんが、新井浩文くんも応援に来てくれましたと会場の新井さんを紹介して終わりました。
・監督さんは上映後、ロビーでファンのみなさんにサインしていました。
http://mahoro.asmik-ace.co.jp/
映画の紹介と感想。
昨日は渋谷くんだりまで映画を見に行ってきました。地元のシネコンでも見られるのですが、龍平と大森監督のトークショー目当てに。
お話。まほろ駅前で便利屋稼業を営む瑛太@多田は、仕事帰りに中学時代の同級生・龍平@行天に再会し、行天はそのまま居候に。依頼された事案でまほろ駅周辺の様々は事件に巻き込まれながら、緩くぬるい人生のようで実はワケアリ男二人の1年間の物語。
感想。原作小説未読。
まず最初に、これは内容以前に瑛太と龍平の絵を見る映画だと思う。二人とも背が高く、若くて男前なので、無精髭でだらしのない服でも、きたない軽自動車でも、それでもなんだかかっこいい(^_^;) 俳優が姿勢悪くかかんでタバコをふかし、ゆるい会話をしているだけで、映像と言うものは成立してしまうのである。
内容からすると、もうちょっと上の年齢の俳優で撮るような話だ思うが、そこはやっぱり二十代の男優がこういう役をやるのがお客が入る映画というものだと思う。監督が狙ったものは、渋い現実感よりもむしろそれをちょっとおとぎ話のようなコメディでカバーしたものなのだ。
お話は瑛太の便利屋が遭遇するいろいろな事案や事件を通して様々な人物が登場して、それが相互に絡み合って、1年間の流れになっている。これ、TVドラマで1クールやるでも面白かったろうと思います。脇で登場する俳優さんたちもそれぞれに強烈な印象で出番が、少ないのがもったいないくらいだった。
まとめ。ゆるいギャグとコメディのようでその実けっこうシビアで重いお話。でも何気に前向きな気持ちに浸れる映画だと思う。
それで5/14に渋谷ユーロスペースで監督と龍平さんのトークショー付き上映があり、行って参りました。お客さんは20代~30代くらい? 女性が過半数だったと思いますが、男女はんはんくらいの印象。カップルで来ている人もいました。
上映の後、大森監督、龍平さん、司会進行役公報のおにいさん、の3名がステージあがって、まったりゆったりなトークショーになりました。龍平さんの服装は、ソフトな素材のグレーのジャケットとパンツ。今こういうのがはやっているのだろうか?部屋着のようなゆるいライン。髪はソフトオールバックのような感じ。イスに座って足を組むと足がいっぱい余ってるかんじ(^_^;)
龍平さんという人は以前からこういう場で自分からはあまりしゃべらない、自分が自分がと前に出て行くタイプじゃないみたいで、話をふられるまで黙って聞いてる。話始めるといろいろ面白い内容が出てくるのですが。私は龍平さんがデビューの時から追っかけてましたが、二世俳優だからって生意気そうな人を想像している人いますがそれは全然違いますよ。スター気取りなかっこつけがまったくなくて、そういうところが素敵とか私は思ってるわけなんです(^_^;) 私の感想なんかどうでもいいですね。
トークの内容はざっくばらんというかんじで、ステージ上で雑談のような感じ。お客さんからの質疑応答もあった。
・こういう映画撮るなんて俺も丸くなった、みたいなことを監督は言ってました。
・監督はこういうふうに動いてくれとかああしろこうしろと指示をしないタイプ。監督は「俺はそういうのはやだから」だそうです。
・でもだめな時はだめという。行天龍平がテーブルの上に置いてあったサッカー雑誌を見る、という動作はだめだったようです。それは行天ではないという監督の解釈。
・龍平と瑛太の配役は逆の案もあった。どっちがやりたいかと龍平さんに訊ねたそうですが、龍平さんはどっちと決められなくておまかせしますと答えた。(瑛太さんがどう答えたかは話には出てこなかった。)監督は多田瑛太、プロデューサーは多田龍平で考えたらしいです。
・行天の独特なあひゃひゃ笑いや動作は、小説に出てくるもの。衣装合わせの時ちょっとやってみてといわれて、やって、それでいいですということで、つまりそういう演技。
・瑛太の告白シーンでセリフをかんでいるのは演技ではなくて素。NGにしないでそのまま使った。監督のいうのは、心が入ってるのでそのままでいい、とのこと。
・音楽をくるりに依頼したのは監督。音楽について龍平さんの言うには、龍平さんはBGMの入る前の状態の試写を見てるそうですが、その時は重い映画だなと思った。それがBGMがついたら全く逆の印象になって、音楽の力ってすごいなと思った、そうです。
・最後に龍平さんが、新井浩文くんも応援に来てくれましたと会場の新井さんを紹介して終わりました。
・監督さんは上映後、ロビーでファンのみなさんにサインしていました。