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正岡

おたくな奥様快楽通信

オーズ電王オールライダーレッツゴー仮面ライダー

2011年04月04日
アニメ・特撮・邦画 3
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」2011年公開
http://www.all-rider.jp/

 はい、これ行ってきました。
 せっかく舞台挨拶付きの試写会当たったのに、地震の翌週のことで、中止になっちゃった(>_<) 超悔しかった。こういうの当たるのって、私、滅多にないし。
 地震のせいではしょうがない。気を取り直して映画館で見る!MOVIXのポイント使ってタダ見(^_^;)

 物語。40年前の世界でアンクが落としたメダルが過去に干渉して、人類の歴史が変わってしまった。メダルからショッカーは力を得て1号2号ライダーは破れ、現代はショッカーの支配する世界になって いた。コウタロウたちは再度過去に戻って、過去を修正しようとして失敗。テディとナオキ少年が過去に取り残され、デンライナーはかろうじて現代に戻ったが爆発炎上。そしてショッカーの支配する現実は変わらない……

 感想。オーズと電王(正確にはモモタロスとコウタロウ)と1号2号ライダーのお話。
 ライダー映画にまた電王でばっているのかよ?(^_^;)とか思うけど、実は電王は時間を遡るという反則技が使えるので、過去のライダー話を現代のライダーとまぜるには持ってこいなのですね。映画の冒頭のイマジンが40年前にジャンプするのが、実は壮大な前降りであり伏線だったんですね。お話はとても面白かった。ミツル、ナオキなど、子役の子たちも大活躍で(大人並に台詞も演技も要求されていたし)、子供映画としても良かったです。
 だけど最後のクライマックスで全部のライダーが出てきて、そこらへんからなんか話の流れが不明(^_^;) なんで復活しちゃうの?なんかちょっとわからんわ。ぶっちゃけ、お話的には1号2号以外の他のライダーはいなくてもよかったし、その方が話がわかりやすかったはず。でも記念のオールスター映画だからこれはこういうものなのだ。
 ライダーのオールスター映画としては、前に見たディケイドの方が好みだけど、私は仮面ライダーはリアルに1号2号世代なので(もう歳がバレてもかまわない(>_<))1号2号を押し立てた今作は出来不出来以前に胸が熱くなる思いです。上映中ね、あれ、この1号ライダーの声優って誰だろう?モノマネにしては異様に似てる……とか思いながら見てて、エンディング見たらご本人でした(>_<) 私ね、放送当時、佐々木剛@一文字隼人が大好きだったんです。一度は役者を廃業したと聞いていたので、今でも役者続けてるのがうれしい。やっぱね役者は生涯現役。
 この映画でひとつだけケチをつけるとすると、あれだな、エンディングの歌だな。あれはないわ。あそこが子門真人の「レッツゴーライダーキック」を原曲のまま流してくれたらパーフェクトだった。そりゃ東映も商売だし新曲作るのもいいんだけど、あの歌は全然いいとは思わなかった。そっけなくけなしてしまったけど、もしかしたら有名な女優さんやアイドルさんが歌ってるのかしら? 女っ気がない映画なので、東映の偉い人もおなごの歌がいいと思ったのかもしれないけど、1号2号の思い出ライダーファンの気分としては大きなお世話です。これだけははっきり書いてやる。私の思い出を壊すな。

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正岡
この記事を書いた人: 正岡
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コメント3件

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     555  

私も見ました(ファーストデイに)

  私も通勤途中でDVD付きパンフと
仮面ライダーぴあを購入して、映画観賞は帰宅途中でしました。
  映画で一番気に入っているのが仮面ライダーの戦いだけでなく
人々がショッカーの支配に対しどの様に抵抗し、どの様に
抵抗しなくなるのか、ミツルやナオキを通して描かれた事ですね。
  東映系では約1年前の電王トリロジーで
時空警察が全てを管理するの設定が
何故か都条例で漫画規制すると被って見えたり、
約2年前のフレッシュプリキュアでは管理国家ラビリンスとかが
出てきたので、この作品も今の世の中の良くない流れ(注1)を
的確に表していて真面目にみると怖いと思いました。
  そんな中で仮面ライダーに守られていた人達が
ライダーを助けようとショッカーに抗ったり
次々と現れる仮面ライダーへの声援が
アンチショッカーの意思表示そのものだったり
処刑直前でのライダーの正義を信じる訴えに周りを忘れて感涙。
  更にはダブルライダーが怪人に追い詰められた仲間を
「よく頑張ってくれた!」とかショッカーライダーのときには
戦闘員の肩に手を置いて労う様子に
今の時勢に伝えたいものが何なのかを見た気がします。

2011年04月04日 (月) 20:37

      555  

   (注1)

注釈の部分ですけど、東映は労組の活動も活発で
 東映アニメの社屋に入ると東映アニメや全東映の
  労組通信が置いてある事も当たり前にあります。 
   東映の社会に属した批評は
    この目線でとらえた部分も
     大きいのではないかと思っています。

2011年04月04日 (月) 21:20

正岡  

そうなんです

 オールスターでお祭り映画ではあるんですが、子供や一般人が登場するのがディケイドとは違うところだと思います。ディケイドは観客もライダー視点で対決する気分で爽快だったのですが、ミツルやナオキが活躍する今作はライダーの登場を待つ一般人視点ゆえに、なかなか深いものがあるような気がします。そこが良かったと思います。

2011年04月07日 (木) 03:25