戦国無双3Z 森蘭丸の章

いや~何を手間取った忘れちゃったけど、なんか攻撃の当て方がよくわかんなくて、蘭丸ってこういう操作性のキャラだったっけ? 序盤ちまちまとやっててちっとも進まなかった(^_^;)けど、後半最終ステージあたりでようやくばっさばっさと行けるようになった。でもやっぱり元々攻撃力のある信長や利家のようにはいかないな(^_^;) 特に本能寺ステージは苦労した。婦女子向けと思いきや、意外にむずかしいキャラだった。
さて森蘭丸。
この人物は名前は有名だけれど、歴史的に何かしたとかそういう人物ではないので意外に記録は少ないのではないだろうか。信長がもう少し長生きしていれば、大名になるような器だったのかもしれない。
戦国無双のお話では、年端も行かない少年剣士である。主君への忠義は戦うことだけ。そこに雑念もなければ、自我もない。そんな蘭丸に細川ガラシャがいろいろと声をかけたり、花飾りをあげたりする。エンディングムービーはどう解釈したらよいだろうか。蘭丸の夢物語?
私はね、蘭丸は最初の戦国無双から登場するキャラだけれども、そもそも男声優をあてがわなかったことが間違いだったと思うのよ。女キャラの頭数が少なかったとか、かわいいキャラにはかわいい声だろうとか、いろいろ開発陣にもいいわけはあるだろうけど、光秀をああいう作りにしておいて蘭丸は外すというのは、全然理解できないぜ。でもBLでも受けキャラを女優さんがあててるものがあるから、少年役は女優がやるべきという固定観念があるのだろう。BL的には大きな間違いなのですが(-_-;) いくら芝居が上手くても、絵やキャラにぴったりでも、女声は萌えない。もしかしたらコーエーはボーイッシュな女の子キャラのつもりで作ったのかもしれないですけどね。
戦国時代は内戦の時代だから、男の子がいくらでも必要だった時代。つまり戦でいつ死ぬかわからないので、跡継ぎのスペアがいくらでも必要だった。そういうわけで森家も生き残った一番下の弟が継いだ。
明智光秀の章

光秀は戦国無双2よりも弱体化している印象だけれども、扱いやすく自分が死ぬ事がほとんどないキャラだと思う。威力がない序盤は敵武将を倒すのに時間がかかってつらいが、攻撃がつながるようになるとあとは連打だけでも行けてしまう。モーションもかっこいいです。
本能寺ステージが苦労しましたわ(^_^;) もたもたやってるうちに長宗我部がすぐ死んじゃうし。関ヶ原もうっかりすると家康が敗走とかで、何度もやることに……
お話は、光秀天海説ですね。戦国無双2も良かったですが、3も面白いです。そう来たか、みたいな。
明智光秀という人物は、いろいろ謎が多いです。特になぜ信長を殺したのかは未だに謎で、そのおかげで戦国物のフィクションは昔からいろいろ書かれてきたわけです。NHK大河ドラマでも謀反の動機は様々に書かれています。こういうことをあれこれ推理するのも、歴史の面白いところだと思います。いまのところ「わしはこういう理由で信長様を討った」ということを光秀が自分で語っている書簡などはないそうなので、これからも歴史浪漫として残ることになりそう。
天海説は、トンデモ説なのでまっとうな扱いはされてないですが、お話そのものは面白いです。
私は明智光秀の小説はものすごくたくさんとあると思うんですが、私はやっぱり「国盗り物語」が一番好きです。まだ読んでない人はぜひぜひ。面白くなかったら、私に石投げてもいいです。前半は斎藤道三、後半が信長と光秀です。
次は前田慶次と柴田勝家です。