BLCDレーベルの倒産
貴腐人のたわごと…
訃報。BLCDのレーベル、「サイバーフェイズ」「インターコミュニケーションズ」が倒産した。今年二社もだ。
私がBLCDを買い集め始めたのは2008年からなので、実のところ遅れてきた腐女子なわけですが、後追いとはいえ色々な作品を聞いて「お?これ面白いな」という作品に遭遇すると、それがサイバーだったりインターだったりした。だから長年BLというジャンルの構築と発展に多大な貢献をしてきたレーベルが消えるというこの状況をいまいち理解できないのだが、魅力ある商品を継続して出していくのはそんなに難しいことだったのか。
店じまいの原因は色々と複合的なものがあるのだろうが、不景気といってもBLは世間一般の人には用のない商品なので、腐女子および男性声優ファンの懐具合だろうか。でも腐女子が趣味に費やすお金を惜しむとは思えないので、何かもっと他に構造的な問題もあったのかもしれない。
私自身は腐女子の中でも趣味の偏ってるケースなので参考にはならないと思うけれど、この二社で最後に買ったのは、サイバー「鍵のありか」2008年5月。インター「愛くらいちゃんと」2010年2月。でした。小西克幸出演作だけは必ず買っているので、毎月1枚以上は買っているんですけどね、私がお金落としてないということはそれだけ深刻だったのかもしれません。
BLCDは趣味の領域の商品である。安ければ売れる?内容が良ければ売れる? そういう一般的な売れる要素をいくら搭載しても売れるものではないと思う。これを買うのは清く正しい腐女子と、男性声優ファンの中でも腐耐性のある人だけである。この腐女子の琴線に触れるものでないと売れるわけがない。
元々BLのラジオドラマは、男性声優の仕事場を増やしたいという目的とBL作家の夢が合致して、塩沢兼人さんとかあの世代の声優さんたちが開拓したジャ ンルなのである。だから後からやって来る腐女子や男優さんのためにも廃れてはならない。だから貧乏人の私も先輩腐女子としてできることは、せめて好き声優 のものだけでも買うことなのである。
昨今、乙女ものの企画CDが増えている。これも男優さんの仕事場だろう。世の中には腐女子よりもフツーの男性声優ファンの方が数は多いのかもしれないが、それにしても果たしてこんなにいっぱい売れているのか?とびっくりするくらいリリースタイトルが多い。男性声優ばかり出てきていろいろ語ってくれる内容だが、ぶっちゃけ内容は薄くて収録時間も短いし、その分BLCDよりは作る方も買う方も敷居が低いのかもしれない。しかし正直言ってあまり面白いとは思えない(^_^;) 二度とリピートしないだろうと言い切れる作品もある。このジャンルもどこかで整理統合などがあるのだろうな。
小西さんは、BLジャンルにおいて大きな貢献をしている御仁である。なにしろ「声がいい」「上手い」。そういう人に出ていただくと作品の魅力も200%増である。小西さんの毎年のBLCDへの出演数はほとんど一定。たぶんこれ以上増やしたくても増やせないだろうけれど、減ってもいない。BLCDの出演は2002年ごろからだからBL歴が長いわけでも出演本数が突出しているわけではないが、攻め担当に特化しているので、歴代攻め出演数top4くらいにランクインしているはず。継続は力なり。私も微力ながら小西さんをおっかけつつ、このジャンルを買い支えて行こうと思います。
訃報。BLCDのレーベル、「サイバーフェイズ」「インターコミュニケーションズ」が倒産した。今年二社もだ。
私がBLCDを買い集め始めたのは2008年からなので、実のところ遅れてきた腐女子なわけですが、後追いとはいえ色々な作品を聞いて「お?これ面白いな」という作品に遭遇すると、それがサイバーだったりインターだったりした。だから長年BLというジャンルの構築と発展に多大な貢献をしてきたレーベルが消えるというこの状況をいまいち理解できないのだが、魅力ある商品を継続して出していくのはそんなに難しいことだったのか。
店じまいの原因は色々と複合的なものがあるのだろうが、不景気といってもBLは世間一般の人には用のない商品なので、腐女子および男性声優ファンの懐具合だろうか。でも腐女子が趣味に費やすお金を惜しむとは思えないので、何かもっと他に構造的な問題もあったのかもしれない。
私自身は腐女子の中でも趣味の偏ってるケースなので参考にはならないと思うけれど、この二社で最後に買ったのは、サイバー「鍵のありか」2008年5月。インター「愛くらいちゃんと」2010年2月。でした。小西克幸出演作だけは必ず買っているので、毎月1枚以上は買っているんですけどね、私がお金落としてないということはそれだけ深刻だったのかもしれません。
BLCDは趣味の領域の商品である。安ければ売れる?内容が良ければ売れる? そういう一般的な売れる要素をいくら搭載しても売れるものではないと思う。これを買うのは清く正しい腐女子と、男性声優ファンの中でも腐耐性のある人だけである。この腐女子の琴線に触れるものでないと売れるわけがない。
元々BLのラジオドラマは、男性声優の仕事場を増やしたいという目的とBL作家の夢が合致して、塩沢兼人さんとかあの世代の声優さんたちが開拓したジャ ンルなのである。だから後からやって来る腐女子や男優さんのためにも廃れてはならない。だから貧乏人の私も先輩腐女子としてできることは、せめて好き声優 のものだけでも買うことなのである。
昨今、乙女ものの企画CDが増えている。これも男優さんの仕事場だろう。世の中には腐女子よりもフツーの男性声優ファンの方が数は多いのかもしれないが、それにしても果たしてこんなにいっぱい売れているのか?とびっくりするくらいリリースタイトルが多い。男性声優ばかり出てきていろいろ語ってくれる内容だが、ぶっちゃけ内容は薄くて収録時間も短いし、その分BLCDよりは作る方も買う方も敷居が低いのかもしれない。しかし正直言ってあまり面白いとは思えない(^_^;) 二度とリピートしないだろうと言い切れる作品もある。このジャンルもどこかで整理統合などがあるのだろうな。
小西さんは、BLジャンルにおいて大きな貢献をしている御仁である。なにしろ「声がいい」「上手い」。そういう人に出ていただくと作品の魅力も200%増である。小西さんの毎年のBLCDへの出演数はほとんど一定。たぶんこれ以上増やしたくても増やせないだろうけれど、減ってもいない。BLCDの出演は2002年ごろからだからBL歴が長いわけでも出演本数が突出しているわけではないが、攻め担当に特化しているので、歴代攻め出演数top4くらいにランクインしているはず。継続は力なり。私も微力ながら小西さんをおっかけつつ、このジャンルを買い支えて行こうと思います。