ジルオール ゼロ
![]() | トリニティ ジルオール ゼロ(プレミアムBOX:ビジュアルブック、 オリジナルサウンドトラックCD、キャラクターポストカードセット同梱) 特典 オリジナルコスチューム ダウンロード用プロダクトコード付き (2010/11/25) PlayStation 3 商品詳細を見る |
トリニティ ジルオール ゼロ(2010年)
高いのに無理して買ってしまいました(^_^;)
コミケの準備で忙しいのに、誘惑に負けて1時間ほどやってしまいました。主人公はレベル2になりました。その第1次感想を記します。
ちなみに、PS2ジルオールは途中までやっていますので、世界観はわかってるつもり。(中断してる間にPS3が初期化(>_<))
はっきりいって、末弥純ファンとして買いました。だからシステムとかストーリーとかの内容は何でも良かった、というのはあります。だからとりあえず買って満足する(^_^;)という部分があって、ケース入りの豪華な画集とか良かった。末弥先生の絵とコーエーのグラフィッカーの絵が混在しているという、やや難はあるですが、けなすほど悪い絵じゃないしどっちが誰の絵かわかるし、しかも末弥風の絵に似せているのでおっけーです。
さてゲームの方なんですが。
まださわりの部分をやっただけなので、ここで書けるのは印象だけですが。印象としてはオール4のゲームという感じかな。(5が満点。)なんか物足りないような気がするのはなぜだろう?
私はグラフィック方面を特に期待していました。その期待値に対して、これが4くらいかな。これでいいんだけど、いやもうちょっと……うーん、みたいな。
人物の見てくれは、全体的に非常にいいです。特にショップやギルドのおっさんおばさんたち。ここがアニメ絵や萌え絵だと、中世ヨーロッパ風のファンタジーは萎え萎えになっちゃうんですね。某うぃーざどりーは海より深く反省しろ。
モンスターデザインは文句なくかっこいい。これは5つけよう。
主人公ですが、これはなんていうか、難しいな。末弥純のような絵のファンて、ゲームやアニメでは少数派だと思うんですよ。いうなれば激しくマニアック。だからゲームもマニアックであっていいわけですが、やっぱりゲーム会社も商売なので、マニア相手だけではだめなんだろうなと思うわけです。
具体的にいうと、主人公アレウスの年齢・外見・服装とか、これはこれで正解なのかと。
主人公の過去の回想は早々に出てくるので、プレイヤーは主人公の身の上になりきってやってほしい、だからプレイヤーが感情移入しやすい人物像を考えに考えぬいて、アレウスが作られたのだと思います。
剣闘士という設定や剣を振り回してフィールドで戦うのに、細っこいティーンエイジャーの少年ではおかしい。(PS2のジルオールはもっと若い男の子が主人公でした。)かといって、欧米風のアダルトマッチョなお兄さんでは日本のPRGらしくないし、日本人のプレイヤーの感情移入しにくい人物になってしまうのではないか。だから三國無双や戦国無双の超雲や幸村くらいのさじ加減のキャラになったのだと思います。だけど、これが末弥純絵の西欧ファンタジーでは、微妙に微妙な気がする。衣装も、やっぱりこれが正解なんでしょうか。
しかしあまり強い個性を持たせ過ぎてしまうと、プレイヤーがついていけないのかもしれない。
ここらへん、私にはよくわからないです。
私は、最初にこのゲームの開発を知ったとき、真っ先に「ネメア様が主人公?」と思ってしまいました(^_^;)
ええ、私はネメア様が主人公だったら良かったのにと今でも思っています。たぶんジルオールの世界観がわかってる人には「英雄ネメアが活躍する無双ヽ(^。^)ノ」で良かったはず。でも一般の人に買っていただくには、こういう主人公はだめなんでしょうかねえ。うーん。
このゲームのおそらくグラフィックの売りであろう、油絵風については4。もっとやってほしかった。
ムービーは雰囲気出ていたと思うけど、通常の画面はもっともっと油絵タッチな雰囲気にしてほしかった。特に動かない絵(町の遠景とかお店とか)はキャンバス風のがさがさとか肉筆タッチとかあっていいんじゃないですかねえ。
アクション、システム、ストーリー、キャラクターボイスついては、もうちょっと進めてから感想書きます。
それで私は、この画面とか画質で、本家ジルオールをやりたいなあ。
ゲームやったら続き書きます。